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「ヒジキ」は何故、「羊栖菜」と呼ばれるのか。
質問1 中国語が読める訳ではありませんが、http://www.soa.gov.cn/kepu/changshi/2003103.htm から中国では「ヒジキ」を「羊栖菜」とも「鹿角尖」とも呼ぶことが分かります。 図鑑でみると海中のヒジキの枝分かれの様子は鹿の角に似ているので、「鹿角尖」と名付けるのは納得できます。一方、羊の栖とヒジキの共通点は推測できません。「ヒジキ」のことを何故「羊栖菜」と呼ぶのですか。 日本語の書籍やサイトからは知ることができなかったので、こちらでお世話になります。 質問2 中国には「羊栖菜」「鹿角尖」の他にヒジキを指す単語はありませんか。「鼠尾菜」は中国語のサイトでもヒットします。ヒジキのことですか。 質問3 日本語の辞典には当て字で「鹿尾菜」もあります。中国でも、こう呼ぶことがありますか。 よろしくお願いします。
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回答1 日本語でもヒジキを漢字で表すと〈鹿尾菜〉・〈羊栖菜〉です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%B2%E3%81%98%E3%81%8D&dtype=0&stype=1&dname=0ss また、「栖」は「巣」と同音同意語です。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%A0%96&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=10082809715600 憶測ですが、 ヒジキを「羊栖菜」と書くのは、海中で繁茂しているヒジキを 「羊の群れている様子 ( 羊の栖 ) 」と形容しているのではないでしょうか。 回答2 http://www.soa.gov.cn/kepu/changshi/2003103.htm に 羊栖菜,又名鹿角尖、海大麦 と書いています。 分類学上は 鼠尾菜 Sargassum thunbergii Mert.O.Kuntze 羊栖菜 Sargassum fusiforme (harv.) Setch となっているので 鼠尾菜と羊栖菜は別物のようです。( 鼠尾菜はヒジキではないようです。 ) http://www.zjoaf.gov.cn/zyhb/xzybh/2006/12/29/2006122900008.shtml 回答3 Yahoo 台湾 http://tw.search.yahoo.com/search?fr=yfp&ei=UTF-8&p=%E9%B9%BF%E5%B0%BE%E8%8F%9C Yahoo 中国 http://search.cn.yahoo.com/search?ei=gbk&fr=fp-tab-web-ycn&pid=ysearch&source=ysearch_www_hp_button&p=%C2%B9%CE%B2%B2%CB http://www.shuichan.com/shop/cp_view.asp?id=2126 これらを見ると「鹿尾菜」はヒジキと認識して使われているようです。 しかし、日本から中国に伝わった(輸出された)可能性が高いようです。 http://akira.arts.kuleuven.ac.be/waranwiki/index.php?title=%E9%B9%BF%E5%B0%BE%E8%8F%9C&redirect=no 参考程度に…
お礼
>>海中で繁茂しているヒジキを「羊の群れている様子 ( 羊の栖 ) 」と形容しているのではないでしょうか。 言われてみれば無理なイメージでないのかもしれません。 鼠尾菜はホンダワラ、羊栖菜はヒジキといったところでしょうか。 「鹿尾菜」はヒジキを意味し、日本から中国に伝わった可能性が高いらしいのは意外でした。 ヒジキを当て字でもよいから漢字で書きたいと思い国語辞典で調べたところ、「鹿尾菜」「羊栖菜」「鼠尾菜」の3つが見つかりました。「鼠尾菜」は論外、「鹿尾菜」は?として「羊栖菜」の由来が食品に相応しいのか否か知りたくて、お尋ねしました。イメージとしては鹿角尖が食品に相応しそうですが中国でしか使われないのは残念です。「羊栖菜」もまぁまぁマイナスイメージは無さそうですね。 他にも見解があるかないか、もうちょっと様子を見ることにします。 大変役立つ情報を寄せて下さって有り難うございました。またの機会にもよろしくお願いします。