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漢文の目的語の位置
学校で習った「史記」に、 何為辞。 という文がでて来ました。 「なんぞじするをなさんや」と読むのですが、 漢文では目的語は動詞の下に来るはずなのに、どうしてこの場合は上にくるんですか。 先生に聞いてもよくわからないんで、どなたか教えて下さい。 お願いします。
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- cotiku
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何という字はナンゾ・イズクンゾと読んでいずれも反語か疑問の表現です。 何為辞なら、ナニガタメニ ジス 何辞為なら、イズクンゾ(ナンゾ)ジヲナサンヤ と訳します。#3に書かれているように辞為は行為オコナフ=オコナイヲナスと同じようにジス=ジスルヲナスということです。 ジヲナスはジスルヲナスとすると「為」が重なる感じがしますね。
- ShaneOMac
- ベストアンサー率39% (356/898)
恐らく「鴻門の会」というやつでしょう。 何辞為 「ナンゾ+動詞」の形で「どうして~するだろうか、~ない」という句形ですね。 「辞為」でひとまとまりと解するのだと思います。熟語ですからV+Oのように分離できません。 逆にしてみて考えると分かるでしょう。「為辞」だと意味が違ってしまいます。漢文の句形解説本を調べてください。「為+動詞」は受け身句形の代表として挙がっていると思います。
- o_tooru
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あらあら・・・そうですか、もしよろしければ、史記のどこいら編の文章ですか? また、多少前後の文章を書いていただけますと回答つけやすいです。
- o_tooru
- ベストアンサー率37% (915/2412)
こんばんわ、疑問は尽きませんね。 さてご質問の件ですが、中国語の場合品詞の概念が希薄です。要するに、1つの漢字が文脈によって、いろいろな品詞になってしまう。 ただ、今回の場合は「なんぞ辞するをなさんや」は 「何(疑問詞)」「為(動詞)」「辞(目的語)」となっていますよ。ただ、「辞するを」と訓読していますのでちょっと分かりづらいですが。「辞する」はサ行変格活用の連体形ですので、この下に「辞する(こと)」などといった体言を補うことができます。ですので、「辞すること」で目的語になっています。 まあ、「辞」で動詞と・名詞の両方の働きが有りますので、この場合中国語ではなんの祖語も起きないのですが、それを翻訳する、訓読ではちょっと苦労していますね。 「史記」ですか、私の好きな書籍の1つです。「項羽本紀」などはとっても良いですよ。是非がんばって勉強してください。
補足
すいません! 僕、質問を間違えてました! 問題文は、 何辞為。 の語順でした。 それで、どうして目的語が前に来るのかと思ったんでした。 ごめんなさい! も一回教えて下さい。m(__)m