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倒置構文(補語・目的語)

否定語語の倒置もありますなどの副詞句が文頭に来ると倒置が起こる可能性が高いですが、補語・目的よね。そこで疑問なんですが、なぜ補語の場合はC+V+S(中にはC+S+Vもある事はある)なのに、目的語だとO+S+Vなのでしょうか。つまり、なぜ目的語の場合はS+Vの順は変わらないのに補語の場合は順序が変わりV+Sとなるのでしょうか。 丸暗記するのが一番なのかもしれませんが、もし理由があるなら教えてほしいです。どなたか、よろしくお願いします。

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  • ベストアンサー
  • Damena
  • ベストアンサー率40% (17/42)
回答No.4

#3の回答に補足します。 最初に挙げた 【動詞は文の要素の二番目に来る】 というのは、英語・ドイツ語・オランダ語に代表される “ゲルマン語”の特徴です。 英語:The man killed the bear. 独語:Der Mann toetete den Baeren. 和訳:男は熊を殺した。 さて、熊を文頭に置いて、強調してみましょう。 英語:It's the bear that the man killed. 独語:Den Baeren toetete der Man. 和訳:熊を男は殺した。 英語の場合 The bear killed the man. とすると、意味が180°変わってしまいますが、 ドイツ語には、ゲルマン語の特徴が強く残っているので、 やはり、O+V+Sの順番になっています。 これは、ドイツ語には 主格:der Baeren 所有格:des Baeren 直接目的格:den Baeren 間接目的格:dem Baeren のように格変化が残っているので、語順がどう入れ替わっても、“Baeren”が目的語であることが表せるからです。

dandy_lion
質問者

補足

補語の場合は恐ろしくわかりやすかったです。感動しました。 (僕は受験英語が大嫌いですが、やらなければならないのでやっているものですが・・・)目的語の場合は大学受験においては補語と逆程度でいいでしょうか。

その他の回答 (3)

  • Damena
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回答No.3

そもそも倒置がなぜ起こるかご存知ですか? それは 【動詞は文の要素の2番目に必ず来る】 という性質があるからです。 例えば、 The house stands at the hill.(その家は、丘にある) という文で“at the hill”を強調するために、文頭に置いたとすると At the hill the house stands. となりますが、これではC+S+Vの順番になってしまい、 動詞が3番目にきて、非常に“キモチワルイ”状態なのです。 なので、 At the hill stands the house. とします。 では、なぜ目的語を強調する場合は、O+S+Vなのでしょうか? 私は専門ではないので、あまり詳しくはありませんが、おそらく英語の場合、名詞の「主格」と「目的格」の区別がほとんど消失してしまったからだと思います。 例えば Tom broke this promise.(トムはその約束を破った) とするとbrokeは、第三文型を作る他動詞なので、 Tomが主語 brokeが目的語 であると自動的に判断できます。 同様に This promise broke Tom. としてしまうと、英語は語順からしか、名詞の格を判定できないので あたかも「この約束がトムを破壊した」という意味にとらえられかねないからです。 しかたがないので、英語の場合は、強調構文を使います。 It's this promise that Tom broke. 口語では“It's”も“that”も省略可能なので This promise Tom broke. という文が完成するのではないでしょうか? ちなみに主格と目的格を明確に区別する言語(ラテン語など)の場合、 SVO SOV OVS OSV のどれでも、許されます。

回答No.2

日本語の、比喩擬人法の類いではないでしょうか?英語の、倒置は文法的でないと思います。かといって、決め事ではなく守りましょうの部類でないかと?あくまで参考です。

  • ANASTASIAK
  • ベストアンサー率19% (658/3306)
回答No.1

副詞は動詞との結びつきが強いからです。 >目的語だとO+S+Vなのでしょうか。 これは主語は2番目の位置を保持するという文法的な 理由です。ドイツ語でもそうです。それとV+Sの倒置 は意味論的に重要な意味を持ちます。

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