一般的には「否定」を表す語に倒置が多いような気がします。
Little do I know of that.(そのことをほとんど知らない)。
On no account must you do such a thing.(絶対にそんなことをしてはだめ)。よく使われる否定後として他に、no sooner...than..., Hardly, Scarcely, in no circumstances(どんな事情があろうともーない), onlyなどがあります。
yesterdayのような普通の語を強めるときは、it...that...構文ですね。例えば、It was yesterday that he came home.(彼が家に帰ったのは昨日でした)。
その他の倒置文として、次のような例があります。
1 相手に対する返事として、
I didn't watch the TV program.
Neither do I.
2 I enjoyed the TV progarm.
So did I.
3 補語を文頭においた場合、
Faint grew the sound of the bell.(鐘の音がかすかになった)
4 副詞を文頭においた場合
Down came the rain. (雨が落ちてきた)
5 条件節の中の倒置
Had I read the paper yesterday, I shoud have known about the accident. (もし昨日新聞を読んでいたら、その事件を知っていたはずです)
倒置は一般的にはある語句などを強調する場合が多いようです。
お礼
たいへん詳しくご説明いただき、ありがとうございました。 >両者は命題を肯定的には「言い切らない」という点で共通すると言えるような気がします。 の部分は特に納得しました。本当にありがとうございました。