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「饂飩降り」とは公認された日本語か、著作者の独創か。

雪が激しく降る状態を「饂飩降り」と形容した文に出会いました。 「饂飩降り」とは辞書にあったり、特定の地方では使われていたりして公認されている表現なのでしょうか、それとも著作者固有の工夫した表現なのでしょうか。 用例(辻 まこと著 「はじめてのスキーツアー」) 三尺ぐらい積もっていて、まだ饂飩降りである。 よろしく、お願いします。

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noname#33948
noname#33948
回答No.1

ideolect だと思ったのですが、自信はありません。ホゥントゥンと読み、ワンタンの意味なのでしょうが、混沌にもにていますよね。混沌の由来も知りたいものですが。 中国語が好きな方なのでしょうと思ったんです。

sono-higurashi
質問者

お礼

1 今のところidiolectか、作者の文学上の工夫した表現(これもidiolectというのか?)と考えて、よさそうだと思っています。誰の場合も「饂飩降り」の使用例を知らないとは言えても使用例はないとまでは断定できないのでしょうから、この手の質問は一定期間放置しておいて使用例の報告がなければ作者固有の表現らしいと理解するしかないのだと思います。 2 辞書によると「饂」には国字との注がありますから日本製であって中国伝来の漢字ではないようです(自信なし)。日本では「饂飩」は「ウドン」と読み「うどん」を指すことが多い筈ですが、「ワンタン」に「雲呑」、「餛飩」の他に「饂飩」の字を当てている辞書があるのを今、知りました(例、講談社、国語辞典、久松潜一他)。(餛とは「偏が食、旁が昆」の漢字です) 3 「混沌」について 由来に触れているか否かは私には判断できませんでしたが大修館書店、諸橋轍次、大漢和辞典の「混沌」の項に漢籍に於ける使用例が出典を明示した上で5つ6つ紹介されていました。この辞典は一定水準以上の図書館には常備されています。 4 中国語が好きと言う訳ではありません。表意文字なので読めなくても意味が通じてしまうので辞書を引く習慣がなく積もり積もった曖昧さが今になって何かと災いをしています。 5 1に記した理由によってこのまま暫く放置しておくこととします。 ありがとうございました。

sono-higurashi
質問者

補足

補足ではありませんが、お礼の欄を使ってしまったので、ここに記します。  この質問を、ひと月近く開示しておきましたが「饂飩降り」の使用例の指摘が何方からも、ありませんでした。きっと、お説の通り著作者固有の表現だからだと思います。締め切ることにします。  有り難うございました。

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