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投影心理について、具体例をいくつか挙げて、説明して下さい。
ちょっとききタイのですが、 投影心理について教えて下さい。 どういった場合、投影心理になるのですか? 具体例を挙げて、説明をして下さい。 多くの回答を待っています。 心理学を、ちょっとだけ勉強中です。
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確かなところはわかりませんが、たとえば、お金持ちAに嫉妬している貧乏人Bが、 「Aは私がお金に縛られない生活をしていることに嫉妬している」などと思うことでしょうか。 嫉妬する感情は本来不快なものなので、それを自分の心理(主観)ではなく相手の心理(客観)のように思うという作用のことでしょう。 フロイト著「快不快原則を超えて」第4章に詳しく載っていたと思います。
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- Ageha-26
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具体れ~ですか? その1 もし、去年のドラマ「花より男子」を見てたなら~! 道明寺が、つくしに「お前、俺に惚れてるんだろ!」 その2 女「この世で一番あなたを愛しているわ!」 男「俺はあんたに興味なんて無い!」 女「ほら、あなたもこんなに私を愛してくれてるもの!私には判るの」 男「つきまとうな!迷惑だ!」 女「大丈夫。照れなくてもいいの!あなたの気持ちは私にしか判らないのね!大好き、私こんなにも愛されてるのね!」 男「うわ、気持ちわりィ!」 個人的に私は、投影を「鏡」で表現すること多いのですが。 こんなストーカーの心理も自分の気持ち(感情)を、相手にただ「鏡」のように映して(投影して)、相手がそう感じてると錯覚するところとか。 比較的これに類する境界性人格障害の“鏡像化”は“原始的防衛”による“投影”で、境界性人格障害の高度な感受性を利用し、“投影”した相手の心理を読むのに長けているから、精神科医泣かせだよね。 No.3さんの例えより 「妻に甘えたい」という欲求を持っている男性。 「大の男に甘えなんか許されるもんか」と考える人にとって、この欲求は「自分のもの」として受け容れるのが難しく、埋め込んでしまう。 その結果・・・ ここで「なかったこと」にしてしまうひとだと、“否認”になりますね~。
お礼
丁寧な回答を頂き、ほんとうに、どうも、ありがとうございました。 どのご回答もわかりやすい例をあげて頂き、甲乙つけがたかったです。 お礼文、遅れまして申し訳ありませんでした。
- 阿加井 凛悟(@neutral)
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こんにちは。 ユングの精神分析学では、 「抑圧された感情や欲求は、他人の中に投影される」と分析されています。 自分ではなく、相手が、その感情を持っているように感じることです。 「抑圧」してしまうのは何故かというと、多くの場合、その感情が、本人にとって 「望ましくない」ものであり、「自分の感情である」ことを認めることが困難だからです。 感情を「良い」と「悪い」に分ける習性が強い人に起こりがちなことだと思います。 こうして溜まった、自分では意識していない「しこり」「わだかまり」を「コンプレックス」 といいます(劣等感に限らずです)。 前置きが長くなってすみません。具体例ですね。 例えば、「妻に甘えたい」という欲求を持っている男性。 「大の男に甘えなんか許されるもんか」と考える人にとって、この欲求は、「自分のもの」 として受け容れるのが難しく、埋め込んでしまいます。 その結果、どうなるかというと、「なかったこと」にできるわけではなく、だんだん、 相手の中に投影され、「妻が自分に甘えたがっている」と考えるようになるのです。 「その感情」を忘れたわけではなく、「その感情」のことが「気になっている」からです。 こんな例もあります。 ツヨシくんは、タケシくんのことがキライでした。 当然、2人は、親密ではありませんでした。 きらっているのは、ツヨシくんです。 ある日、関係の悪さに居心地が悪くなったタケシくんは、ツヨシくんに聞きました。 タ:おまえさあ。なんでそんなにオレのこと嫌うわけ? ツ:おまえがオレのこと嫌ってるから。 タ:?。(別に嫌ってないんすけど・・。) これは、ツヨシくんが、タケシくんに投影している例です。 _____________________________________ 余談ですが、No2様がおっしゃっているのは、「防衛機制」の中の「合理化」ではないかと 思います。「反動形成」というのは、抑圧された感情とは正反対の行動が、強く現れる、 ということだったと思います。 例えば、実は恨んでいる人に、甘えたり服従したりする、とか、 逆に、実は愛している人(執着している人・依存している人)に反抗したり攻撃したり する、ということだったと思います。
お礼
回答を、ありがとうございます。 とても、わかりやすい説明に納得したしだいです。 感情や欲求を、良い悪いという習性で、抑圧してしまい、 望ましくないことと思って、わだかまりが残り、 自分ではなく、相手がその感情をもっているように見える・・・ 例を見ながら、日常でありがちなことだな、と 思ってしまいました。 勉強になりました。 どうも、ありがとうございました。
- tenntennsevengoo
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いらいらした気持ちを他人に向けるとか、そういうのではないでしょうか。 たとえば、いじめっこが心の葛藤を抑えるために一時的に弱い人に向けてしまうとか、またいじめっこの言い訳が「やられるやつが悪いんだ」ですから、投影と言えるのではないでしょうか? たぶん下の人のは反動形成というのではないでしょうか。
お礼
そうですね。 いらいらした気持ちを他人に向けるとか、 そういう事柄って、ありがちなことですね、おそらく、ひょっとしたら誰にでも・・。 反動形成という、新しい言葉も出てきましたが、色々と、勉強になります。 回答を下さって、どうもありがとうございました。
お礼
早速、回答をありがとう! う~ん、なるほど、思えば、日常にありがちな事柄ですよね。 つまり、B(自分)は、Aに対して、ほんとは、嫉妬しているのに、 その不快な嫉妬の気持ちを押さえ込んでしまって、 相手のAが、Bの自分に、嫉妬があるように見えてしまう・・・ そういうことですね。 人間関係・・・などなど、 そこから、色々とつなげていって、 対人援助なんかに、応用できるんでしょうか・・・。 フロイト著「快不快原則を超えて」第4章 記載してくださって、どうもありがとうございます。 春まだ遠い、寒い季節ですが・・・・ 休日、本屋さんに行ってみて、 本を買って読んでみたいと思います。