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「我を捨てる」を具体的に説明すると

「我を捨てる」というのは、具体的にはたとえばどういうことでしょうか?  人に説明する時に「我を捨てる」というのをうまく説明したいのですが、例として具体的にどうすることなのかを教えていただければと思います。  (なお、当方はある程度仏教の勉強はしてきました。「無我」についても考えてきました。)

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  • truth77
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回答No.2

#1です。 >具体的に人に説明するとどうなるのかなと思っています。 仏教的に、「我を捨てる」という状態の時に理想とされるのは「利他」という状態にあることです。 「利他」というのは、読んで字のごとく、「他を利する」ということで、「他人に対して、益となることを成す」ということです。 これは、仏教的には「慈悲(じひ)」に準じる行為で、平たく言うならば「愛」です。 一般的に良く勘違いされていることは、愛とは「誰かから与えてもらうもの」だということです。 (こうした勘違いをしているために、不幸に陥る人が多いのです。) 本来の愛とは、与える愛、無償の愛、見返りを求めない愛、与え切りの愛、といった言葉で表されるもので、自分から相手に与えて行くものが「愛」なのです。 「我を捨てる」ということの仏教的な理想解は、「本来の愛(与える愛、無償の愛、見返りを求めない愛、与え切りの愛)」の実践にある、ということです。 でも、「与えてばかりでは損ではないか!」と、反論する人もいることでしょう。 仏教には「利自即利他(りじそくりた)」という教えがあって、「他を利すること」は、「自分を利する」ことと同じことなのだ、と説いています。 ですので、積極的に「他を利する(本来の愛の実践)」をして行きましょう、ということになります。

taiyo7
質問者

お礼

 再度のご回答感謝申し上げます。  たいへんためになりました。

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その他の回答 (1)

  • truth77
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回答No.1

>当方はある程度仏教の勉強はしてきました。 それならば、「利他(りた)」という言葉が浮かんで来ても良いと思うのですがね。。。 完全な利他の実践は難しいことですが、「我を捨てる」という状態になっているとは思いませんか?

taiyo7
質問者

お礼

 ご回答感謝申し上げます。  たいへん助かります。  具体的に人に説明するとどうなるのかなと思っています。

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