• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:日本の一般機械産業の好調の理由)

日本の一般機械産業の好調の理由

このQ&Aのポイント
  • 日本の一般機械産業が他の産業に比べ健康な財務状況にある理由を調査します。
  • 一般機械産業では市場への製品送り出し時間の短縮やコストの削減などが重要な要素となっています。
  • 電子機器産業と比較して、一般機械産業はグローバル競争において競争力を保っている可能性があります。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • 10ken16
  • ベストアンサー率27% (475/1721)
回答No.1

産業機械の競争力は、 ・企業としてのノウハウ ・作業者のノウハウ に加え、 ・大規模な設備投資 ・研究開発への投資 などの莫大な資本投下が必要です。 例えば、マシニングセンタ(工作機械)による加工の自動化は一般的ですが、 機械精度以上の加工は出来ません。 それを越える精度となると、人の手によるしかありません。 そういった職人が、諸外国ではなかなか育っていないということもあります。 さらに、末端のレベルで言えば、マシニングセンタの設置や調整、 これも高い動作精度を得るべく、設置位置のジャッキのボルトを上げ下げして、 100分の1mmのズレを補正する職人技はを持った人材も、 諸外国ではなかなか得られません。 そういった、製造業を目に見えないところで支える人材の質と量が、 日本の産業の競争力を支えているのではないでしょうか。

shachi954
質問者

お礼

なるほど、素晴らしい回答をありがとうございます。 半導体製造装置のステッパーにおいて、ASMLがキャノンやニコンの市場を一気にかっさらうことができた一つの要因として、熟練した装置の設定などが不要であったことを思い出しました。 (ASMLは当然それだけではなく、モジュラー化という素晴らしい製造プロセスを確立した企業という認識もありますが) 日本の熟練技術者でないと設置できないといった、人的な要因は確かに一理あると納得できます。 ありがとうございました。