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仏教用語の「無作三昧」をわかりやすく解説していただけませんか
母に「無作三昧」という言葉を調べてくれと頼まれました。wikipediaなどで調べてみたのですが、奥が深くて、根源となる仏教用語(「空」など)が分からないので母にどう説明したらいいのか分かりません… 仏教にお詳しい方、「無作三昧」の意味を私のように無知な人間にわかりやすく解説していただけませんか。
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仏教は、もともとが、個人の悟りの宗教。 悟りとは何か?というと、面倒ですが、簡単に言うと、何者にもこだわらなく、自由になれること。 三昧は元は サマディ。 修行法のこと。 無作三昧とは、無作によって悟りを開く修行法。 菩薩さんは、生命あるものすべてを救うという、とんでもない願いを自分の責任としました。 けど、まてよ、その責任を感じることも、物事にこだわっていて、自由になれていない。自由になれていないのに何で、衆生を救えるのか? という疑問から、その願いを持って行くことさえ、乗り越えよう(=無作だ!)とした。 それが 無作三昧。
お礼
分かりやすい言葉で解説してくださってありがとうございました。 とても参考になりました。