• ベストアンサー

減価償却資産を売却した時の経理処理について

個人事業者になったばかりで始めて確定申告する者です。 簿記も素人で、会計ソフトに伝票を入力している毎日ですが、整理の仕方がよくわかりません。 減価償却資産について、特異なケースがあるので教えて欲しいのですが、 本年2月に償却年数5年の固定資産1,575,000円(消費税込)、4月に償却年数10年の固定資産1,575,000円(消費税込)を取得し、本年10月末に両方あわせて1,500,000円で売却譲渡しました。 このような場合の減価償却資産の帳簿処理はどのように行えばよろしいのでしょうか? 本年分に差し引き金額1,650,000円を出費として経費計上できるのでしょうか? どなたかおわかりの方、もしくはこのような内容を質問できるサイトをご存知の方、 お恥ずかしいのですが、よろしくお願い致します

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.3

細かい状況が分からないので、お書きになった範囲で考えられる処理としては・・・。 売却時の処理 (1)固定資産Aに付き減価償却費を計上(所得税法上の法定償却方法である定額法を前提) 1,575,000×0.9×0.200×9/12=212,625 (2)固定資産B 1,575,000×0.9×0.100×7/12=82,687 上記の金額を事業(たぶん)所得の金額の計算上、必要経費に算入します。 (3)売却 参考、と言うか前提です。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2142115.htmlのANo.3 従って仕訳で示すと、 現金1,500,000    /固定資産2,854,688 事業主貸1,354,688 となり、固定資産の償却後の簿価を貸方に立て、帳簿から除くことになります。 (4)確定申告書 譲渡所得の計算(ほぼ総合短期譲渡所得だと思いますので。) (イ)総収入金額1,500,000 (ロ)取得費+譲渡費用(ただし譲渡費用はないものとして計算)    2,854,688 (ハ)イ-ロ=△1,354,688 となり、所得金額合計の際に、要件をみたしていれば損益通算により、この赤字の金額を他の所得から引くことが出来ます。 損益通算については、 http://www.taxanswer.nta.go.jp/2250.htm 等を。

RB250
質問者

お礼

お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 非常に参考になりました。ご丁寧にありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.2

>数ヶ月で処分してしまったこの固定資産について、本年度は減価償却処理は必要ないのでしょうか? 同一年度内に購入して売却したわけですから、会計上は減価償却費と固定資産売却損を分離して計上するのが正しい訳でしょうが、税法上はいずれも損金ですから、165万円全額を固定資産売却損として損金計上しても問題は生じません。

RB250
質問者

お礼

重ね重ねありがとうございます。 もともと簿記の知識がありませんので、完璧ではありませんが、なんとなくわかったような気がします。 会計ソフト頼りですがなんとかやってみようと思います。

  • hinode11
  • ベストアンサー率55% (2062/3741)
回答No.1

この質問は、このサイトでもほかのサイトでも、たぶん確定的な回答は得られないと思われます。165万円の売却損を経費に計上して確定申告するのは構いませんが、最終的には税務署がその適否を判断することになるでしょう。 300万円(税抜)の固定資産を、購入から1年もしないうちに売却し、しかも、165万円の売却損が発生したというのは、普通の個人事業としては不自然な事象ですから、税務署は多分、次の視点で検討すると思います。 (1)2月と4月に購入した固定資産は事業に使用したものかどうか。 (2)そもそも、事業の遂行に必要な固定資産だったのか。 その結果、否定的な結論になれば税務署は、売却損の経費計上を否認するでしょう。

RB250
質問者

お礼

hinode11さん。回答ありがとうございます。 そうですか、『売却損』になるのですか。 という事は、 数ヶ月で処分してしまったこの固定資産について、本年度は減価償却処理は必要ないのでしょうか? 不自然な売却なのには、それなりの事情(決してやましい理由ではありません)があり、hinode11さんが懸念されておられる(1)(2)につきましては十分説明が出来ますので申し添えさせていただきます。

関連するQ&A