• 締切済み

「もの」の説明について

はじめまして。いつもこのサイドでいろいろと勉強させていただいています。 今日本語能力試験の教科書を読んでいますが、「もの」の説明について、ちょっとわからないところがありまして、ここで質問をします。 もの <意味> (1)形のあるもの 机の上に物を置かないでください。 (2)形のないもの 愛というものは、すばらしいものだ。 (3)動詞の対象 あの人は私にものも言わない。          彼は失恋してからものを食べない。 (3)についてですが、「動詞の対象」というのは、目的語として理解していいでしょうか。となりますと、(1)と(2)とは重なる部分ができてしまうのではないでしょうか。 この辺、どう理解すればよろしいでしょうか。ぜひご指導をお願いします。

みんなの回答

回答No.3

「もの」と言う言葉は現実にある品物以外の意味だけではないことにお気づきのことと思います。品物、持ち物と言う場合の「物」は普通名詞で漢字で「物」と書いて構いません。  それに反して「親の言うことは聞くものだ」と言う場合の「もの」は 形式名詞または補助名詞と言われ区別されます。表記も「もの」とひらがなで書きます。形式名詞はこのほかにもいろいろな用法があり体系化されています。前述の「親の言うことは聞くものだ」は道理を表していますが、その他にもいろいろとあります。2、3例をあげておきましょう。 1)感動や驚き  ・コンピューターとはすばらしものだ。 2)希望  ・最新式の機械を見たいものです 3)過去の習慣・回想  ・学生の頃はよく友だちとスキーに行ったものだ。

ohatsu68
質問者

お礼

大変ありがとうございます。「もの」の基本用法以外、いろいろと教えていただきまして、大変勉強になりました。「もの」は日本語学習者にとって、理解しがたい項目ですね。頑張ります!

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.2

 ここで言われている(1)・(2)については問題ありません。しかし(3)の中にあって、(1)(2)にも入る物があるし、逆に「物を置く」は(3)にも入るわけであって、どうも(1)、(2)、(3)と三つに分類した基準がはっきりしません。しかし、この話は教科書に対するものなので、質問に戻りましょう。  (「ものを言う」の「ものを」が動詞の対象であるという点については、わたしにはちょっと疑問なのですが)動詞があり、それに対する「…を」があれば「目的語」らしく見えますが、「道を歩く」の「道を」は目的語(客語)ではありません。目的語であれば、それを主語にして「受身」の形が作れます。たとえば「物が置かれる」「ものがたべられる」いう風に。「道が歩かれる」とは言えませんね。言い換えれば、他動詞と自動詞の差なのです。  (1)と(2)とが重なる部分はありません。「愛というもの」の「もの」は形式名詞で、動詞の対象でも何でもありませんから。「愛という」が「もの」を修飾しています。  このような教科書が存在するとすれば、回答しながら、自分も迷ってしまいました。もっとよく分かる人に答えてもらえることを期待しましょう。  

ohatsu68
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。分類した基準がはっきりしないこの「もの」は、この教科書を読めば読むほどわからなくなってきました。 「目的語」の区別の仕方をここで教えてくださって、感謝しています。「目的語であれば、それを主語にして受身の形に作れる」ということをよく覚えておきます。ありがとうございます。

  • ampang
  • ベストアンサー率43% (359/821)
回答No.1

(3)の「ものを食べない」では目的語と理解していいのでしょうが、「ものも言わない」は、「言わない」を強調している(「ものも言わない」で一つの成句)と解釈すべきだろうと思います。 『(1)と(2)とは重なる部分』とはどういうことなのかよくわかりません。 (1)の「もの」は文字通り、目に見える物のことで、(2)では、目に見えないもの=概念であっても、日本語では、「もの」と表すこともある、と書かれていて、目的語と言うよりも、ここでは、「愛とは、すばらしい(ことだ)」と言っているのと同じです。

ohatsu68
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 質問をはっきり書いてなくて本当にすみません。実はここでお聞きしたいのは、(1)は具体的に存在するもの、(2)は抽象的なものということですが、(3)について例を見てみますと、「ものを食べない」の「もの」は見えるもので(1)に、「ものも言わない」のは目に見えないもので(2)に当てはまるではないかという質問です。 はっきりと書いておけばよかったですね。ありがとうございます。