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目的語駆動力と言う考え方について(2)
- 英語文法において、目的語駆動力は動詞の語法を説明するための便利な考え方です。
- 目的語駆動力は、動詞の文型理解に役立ちます。
- 目的語駆動力のある動詞には、特定の対象に対してどれがいいと言う意味を持たず、一般性のある意味を表します。
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#1です。 >なぜ、もっと他の方から回答がつかないのか、不思議です。 私も不思議に思います。仰せの問題が英語を理解する上で大変重要な問題であることは間違いないのですが...。 現在の日本の英語教育では、例えばsayとtellを例に取ると、大きく分けて次の(1)~(3)いずれかの教え方をしていると思います。 (1)何も教えない(つまり、次の(a)のみ教える)。 (a)sayとtellは「言う」という意味である。 (2)用い方の例のみ教える(つまり、次の(a)、(b)のみ教える)。 (a)sayとtellは「言う」という意味である。 (b)主には、say that、 say to one that、 say something、 tell one、 tell one to do、 tell something などの形で用いる。 (3)ニュアンスを教える(つまり、次の(a)、(b)を教える)。 (a)sayは 「文/語句/文字などを引用または明示するために言う」こと、つまり「~と言う」」ことであり、tellは 「内容とだから何をすべきなのかとがよく分かるように言う」 ということである。 (b)主には、say that、 say to one that、 say something、tell one、 tell one to do、 tell something などの形で用いる。しかし、(a)のニュアンスに合いさえすればどんな形で用いてもよい。 (1)で習うと、英文和訳はできますが、英文を自分で作ることはできません。 (2)で習うと、 暗記地獄に陥り次から次へと暗記しなければならず、また暗記しても自分が覚えている以外の形が正しいのかどうか分からないので使いこなすことはできません。 (3)で習うと、ニュアンスで理解するので自分の言いたいニュアンスに合わせて自在に使うことができます。 現状での日本の英語教育は、多くの場合(1)であり、せいぜいよくて(2)止まりであり、(3)はごくまれと言わざるを得ないと思います。しかし、これからの英語教育は(3)を目ざすべきだと思います。 (3)はよい学習方法なのですが、全ての動詞についてそのニュアンスを1語ずつ正確に理解しなければならないので、教える側から見るとまず自分がそれを理解しなければならないという(3)を実施するうえでの大きな越え難い壁があったと思います。しかし、仰せの「目的語駆動力」はこの部分をルール化し、動詞を分類、整理し、一目瞭然にすると思います。いわば、複雑に入り組んだ細い人道しかない地域(つまり、(3)のニュアンスまで正しく知るという学習方法)に、東西に走る碁盤の目のような広い道を付けるようなことだと思います。これにより英語学習者が受ける恩恵ははかりしれませんが、それよりも格段に大きな恩恵を英語教育者は受けると思います。これまでアンタッチャブルであった内容に、深く踏み込んで教えることができるようになると思います。 したがって、仰せの内容は、英語文法研究史に永く輝く論文となるだけでなく、後世の全ての英語教育者がよりどころとする論文となり英語教育史上における不滅の金字塔となると思います。できれば、英語と日本語の両方でお書きになられましたら、外国の学習者も利用できるのではないかと思います。論文を発表されましたら、掲載雑誌名等をこのサイトでまたお教えください。是非、勉強させていただきたいと存じます。
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- yoohoo_7
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>この考え方が正しいか、または、これと同じような考え方が、以前、誰かによって言われていたか、それを知りたいと思います。 お考えはたいへん適切かつ有益ではないかと思います。他にも、身近なところでは、tell one to doと say to one thatの違いなども御提案の「目的語駆動力」の違いの1例ではないかと思います。 たいへん深い御考察にただ驚くばかりです。具体的な動詞の例を添えて発表されると、英文法研究の歴史に残る論文になるのではと存じます。 以前誰かによって言われていたかどうかは浅学のため分かりませんが、私は聞いたり見たりしたことはありません。英米の文法書でも見たことはありません。
お礼
ありがとうございます。 非常にいい評価をいただけて、大変うれしく感じます。 ただ、なぜ、もっと他の方から回答がつかないのか、不思議です。 重ねてありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 語法の問題は、ずっと感じていたことでした。これって、いくらなんでも慣れだけで理解しているわけはないと感じていて、どんな原理があるのか、それをいつも探していて、目的語駆動力と言う考え方に行き着いたのです。これに近いことはすでに教員時代に感じていて、使役動詞のhave がtoなしの不定詞をとるのは、すでにそこにあるものを「持つ」と言う感覚だからと言う説明をしていたのです。ただ、いろいろな語法について説明する機会があまり無く、自分でもあまり考えていなかったので、教員時代は、目的語駆動力という考え方に行き着きませんでした。 論文にするには非常にまだ敷居が高いような感覚があり、取り組みに戸惑っていると言うのが正直なところです。ただ、このまま時間が過ぎていくと、機会を逃してしまうと言う気持ちが強く、今回、まとめて投稿させていただいている次第です。 重ねて、ありがとうございます。
補足
新しい投稿の関係でこの質問を閉じさせていただきます。