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積分問題
∫0~t log{1+θ(t-θ)}dθ においてtが一定の値なら、解も一定であることを言いたいのですが、∫0~t log{1+θ(t-θ)}dθ =∫0~t log{1+θt-θ^2}・1dθ =∫0~t log(1+θt-θ^2)・(θ)'dθ =[log(1+θt-θ^2)θ]0~t-∫0~t 1/1+θt-θ^2・θdθ この先がわからないのですが…教えていただきたいっす。おねがいします。
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まず、部分積分が間違っているのでそこから補足します。 区間は省略します。 また、入力の性質上、見にくいので紙に書きながら読むことをおすすめします。 ∫log(1+θt-θ^2)dθ = ∫log(1+θt-θ^2)・(θ)'dθ = [θlog|1+θt-θ^2|] - ∫θ・(log(1+θt-θ^2))'dθ ここで、(log(1+θt-θ^2))' = (1+θt-θ^2)'/(1+θt-θ^2)であり、また、[ ]の中の値は 0 なので = -∫(θt-2θ^2)/(1+θt-θ^2) dθ ここから変形を繰り返していきます。 = -∫(2+2θt-2θ^2-θt-2)/(1+θt-θ^2) dθ = -∫(2+2θt-2θ^2)/(1+θt-θ^2) dθ + ∫(θt+2)/(1+θt-θ^2) dθ = -∫2dθ + ∫(θt+2)/(1+θt-θ^2) dθ = [-2θ] - ∫(-θt-2)/(1+θt-θ^2) dθ = -2t - (1/2)∫(-2θt+t-t-4)/(1+θt-θ^2) dθ = -2t - (1/2)∫(-2θt+t)/(1+θt-θ^2) dθ + (1/2)∫(t+4)/(1+θt-θ^2) dθ = -2t - (1/2)∫(1+θt-θ^2)'/(1+θt-θ^2) dθ + (1/2)∫(t+4)/(1+θt-θ^2) dθ = -2t - (1/2)[log(1+θt-θ^2)] + ((t+4)/2)∫1/(1+θt-θ^2) dθ = -2t - 0 + ((t+4)/2)∫1/(1+θt-θ^2) dθ = -2t - ((t+4)/2)∫1/(θ^2-θt-1) dθ ここで、θ^2-θt-1=0のθについて解いた解をa,b (a>b)とします。 すると θ^2-θt-1 = (θ-a)(θ-b)です。 これを用いて残った積分を部分分数展開します。 残りの積分のみ計算します。 ∫1/(θ^2-θt-1) dθ = ∫1/(θ-a)(θ-b) dθ = (1/(b-a))∫(1/(θ-b)-1/(θ-a))dθ = (1/(b-a))[log|θ-b|-log|θ-a|] = (1/(b-a))(log|t-b|-log|t-a|-(log|-b|-log|-a|)) これを計算すると 0 になります。 以上から ∫log(1+θt-θ^2)dθ = -2t となります。
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- stomachman
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ご質問には方程式が出てこないのだから、「解」なんて関係ないですよ? おそらく「解も一定」と仰るのは、 ∫0~t log{1+θ(t-θ)}dθ という定積分が一定、という意味のお積もりでしょう。 この定積分に含まれている変数はtだけしかありません。(θは積分変数ですから、積分の外に現れてくることはありません。)だから、「この定積分は(もし積分が存在すれば)tだけの関数である」ということは自明です。つまり f(t) = ∫0~t log{1+θ(t-θ)}dθ という風に書ける。この式は「tを決めたとき、右辺の積分が存在するならf(t)の値がひとつ決まる。tを決めたとき、右辺の積分が存在しないんなら、そのtに於いてf(t)は定義されない」ということを表しています。 さて 、t>0の場合、g(θ)=log{1+θ(t-θ)}という関数は 0≦θ≦tの範囲で滑らかで特異点も持たないのだから、右辺の積分が存在するのは自明でしょう。また、t<0の場合にも、g(θ)=log{1+θ(t-θ)}は t≦θ≦0の範囲で滑らかで特異点も持たない。はやり、積分は存在します。 ですから、積分を計算してみる必要は全然ありません。tを決めれば、tが幾らだろうと f(t) = ∫0~t log{1+θ(t-θ)}dθ の右辺も決まる。単にそれだけの話です。
お礼
ありがとうございます!そうでした、解ではなく定積分が一定、という意味でした。ご指摘いただいたアドバイスは大変参考になりました。
お礼
ご回答ありがとうございました!長い式を丁寧にご指摘頂きまして、ありがとうございました。