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大学受験の英訳について
問題集を解いていて、どこまで自然な日本語にしていいのかわからず、困っています。 具体的な文章をあげて質問したいと思います。 (問い Only the first few miles of atmosphere contain the mixture of gases, mostle oxgen and nitrogen, that all humans,plants and animals need for life. (模範解答 大気のうちの最初のたった数マイル分にしか、すべての人間、動植物が生きていくのに必要な、大部分が酸素と窒素から成るガスの混合物は含まれて居ない。 (自分の解答 第一大気圏は、大体が酸素や窒素が混ざっている空気は含まれていない。そしてそれらは、全ての人間、植物、動物が生きていくのに必要なのです。 thatを前に掛けなくてはいけないのだろうと思うのですが、個人的に、主語が長くなりわかりにくいと思い文を切りました。 参考書などには、そのまま直訳すると不自然な時は、自然な日本語にするようにと書いてあるのですが、大学受験では、それがどこまで許されるかがわかりません。 長くなりましたが、何かアドバイスをお願いします。
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大学受験の和訳は、文章の英語構文がきちんと取れていて、自然な日本語に訳せていることです。どこまで意訳や和訳かについてはいろいろ賛否両論があると思いますが、私の方法は、まず基本は出来るだけ直訳すことを心がけ、その上で日本語として意味不明なものや文脈からおかしい表現を意訳するような方針です。 ここで注意したいのが、thatなどの関係代名詞、節、時制、否定の訳し方で、これらの複雑な場合はじめから意訳しようとすると気付かないうちに構文が取れていない変な訳になりかねません。訳を書く前にまず、文章の主語述語とどこがどこにかかっているかなどを『』で囲ったりして明確してから訳出するしたほうが言いと思います。 たとえばあなたの例だと、 「第一大気圏は、大体が酸素や窒素が混ざっている空気は含まれていない。」 この部分はOnlyにだまされて日本語の意味が逆になってます。うっかりして間違える場合もありますが、これは明らかに間違ってますので、この時点でかなり減点されます。こうした分かりにくい場合、いきなり意訳しようとすると解釈を間違えやすいので、まずはonlyは何についていっているのかを明確にして、構文をはっきりさせてください。 that...以降 「そしてそれらは、全ての人間、植物、動物が生きていくのに必要なのです。」 これは、意味としては同じように見えますが、重要なのが、that節で書いてあるということですので、減点される可能性があります。 I like books that are full of photos. [限定)「私は写真がいっぱい載っている本が好きだ。」 I like these books, which are full of photos. 「私はそれらの本がすきだ。写真がいっぱい載っているから。」[継続) この2つの違いがわかりますよね。上の場合thatをwhichで代用できますが、カンマはなしです。下の場合はカンマがひつようですが、thatは使えません。thatの場合は限定用法しか用いられません。よって質問の問題で後ろから、「,and.....」であったかのような訳をするのは少しためらわれます。受験では誤解されるような曖昧な訳は進めませんので、この場合は模範解答のように「すべての人間、動植物が生きていくのに必要な、大部分が酸素と窒素から成るガスの混合物」とすべきでしょう。確かにやや長ったらしいですが仕方ないです。そのために、特にこうした一文が長くなる場合はなおさら、原文を訳す前に、「何が、どうしたのか」[主語述語)を意識して訳すとよいです。 「大体が酸素や窒素が混ざっている空気」 意味は分かりますが、少しぎこちないのでこういう場所こそ少し意訳して、「大部分に、(すべての人間が・・・必要な)酸素と窒素を含む混合気体」などと訳すと採点者も文句はないでしょう。「空気」は、この場合は明らかですので、意訳しても差し支えないと思います。最後に、出来た日本語が自然かどうか読み直してみると良いです。
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- MayIHELPY
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原文の意味は、「最初の数マイル部分の大気中のみに気体混合物(ほとんどが酸素と窒素)が含まれている」ということですので、質問者の方の訳は英文とは反対の意味になってしまっています。 また、確かに長文の場合は、最初から訳していく方法もありますが、今回の場合は、「生きていくのに必要な気体混合物」というように限定して強調していますので、前半と後半を分離させないほうが良いと思います。また、「大気全体のうちで、すべての人間、そして動植物が生きるために必要な気体混合物(そのほとんどは酸素と窒素)が含まれているのは地上から最初の数マイル部分だけである」のように訳すことも可能です。 訳し方につきましては、No. 1の方が書かれているように、基本的な意味が合っていることが必須条件で、訳し方が各々の好みですので、採点者が自分の用意した模範解答によほど固執しないかぎりの間違いにされることはないと思います(ただし、今回のように原文とニュアンスが多少異なる場合は減点されるかもしれません)。例えば、私でしたら自分の好みで上記のように訳します。
お礼
すいません、私の解答、間違ってますね… 基本的な意味&出題者の意図を抑えつつ、自分好みの訳が出来るよう頑張ります。 丁寧なアドバイスありがとうございました。
私もあなたのような悩みを持ったことがありますので、参考までに書かせていただきます。 まず、質問者様が挙げられた例に関してですが、この場合は、「,that」が入っているので無理やりthatを前にかける必要はないと思いますよ。なので質問者様の訳でも問題ないと思います。 模範解答は、どの部分をどのように訳すかが分かりやすい様に書いてある場合が多いので、不自然に感じる訳文が載っていることがあります。悪魔でも「模範」ですから、それより良い訳し方もあるはずです。 あと、受験の時のお話ですが、これも前記の模範解答の事と重複しますが、学校側が用意している訳の回答とまったく同じでなければ点数をもらえないという事は、まずないでしょう。ですからあなたが自然と感じる訳し方で回答してよいと思います。
お礼
同じような悩みをもったことのある方の意見を聞けてよかったです。 丁寧なアドバイスありがとうございました。
補足
先生のような解説、ありがとうございます^^ 「that」と「,which」の説明すごいわかりやすかったです。 実は、ここで質問する時に、少し見栄を張りまして(笑)、模範解答と合うように自分の解答をいじりました。 まぁ、それがあってないのですが・・・ 実際にこの問いを解いたときの私の解答は、 「第一大気圏には大体が酸素や窒素の混ざっている空気が含まれている、そしてそれは全ての人間、植物、動物に必要なのです。」 と書きました。 また違う質問なのですが、和訳ができないのは、その文の構造を捉えてないからでしょうか? 私の場合、英語は大部分フィーリングに頼ってるので、和訳が一番苦手です。 英文で感じ取ったことを、自然な日本語(文章)にできないのです。 英語を話すことが大好きなので、なるべく文の構造とか堅苦しく捉えずに、勉強したいと思ってしまうのです。 こんな考えは甘いだけで、やはり受験には通用しないのでしょうか? よろしければ、再度、解答をお願いします。