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so thatの構文でお願いします

ある科学読物の記事で、次の文章がありました。 But Venus has an atmosphere so thick that the pressure at its surface is 90 times the pressure of the air at sea level on Earth, (*)しかし金星では大気が非常に厚いため、表面大気圧は地球の90倍あります。 この文章は、いわゆる『so that』構文と考えます。 すると、原文のかたち  (A)『But Venus has an atmosphere so thick that .....』 よりも、つぎのようにthickを前に持ってくるほうが、 文法的には、より適切ということはいえないのでしょうか?  (B)『But Venus has so thick an atmosphere that .....』 (A)と(B)との言いかたには、どのようなニュアンスの差がありますでしょうか? また、著者が(A)の記述方法を採用したのは、口調の観点からでしょうか? それとも、まず  (C)『But Venus has an atmosphere (which is) thick, and the pressure at its surface is .....』 というような、後置の説明的なイメージが最初に頭のなかにあったとおもうべきでしょうか? 以上、よろしくお願いします。

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回答No.2

(B) でも間違いではありませんよ。 so thick an atmosphere で,such a thick atmosphere と同じ。 ただ,so 形容詞 a(n) 名詞というのはかたい表現で,一般的ではありません。 so (形・副)that SV という表現は, 「とても~なので…する(だ)」と訳すと英語の流れと同じでわかりやすいですが,英語の構造的には so ~の方が主節なのです。 「…するほど~する(だ)」という感じで,「~」の方にまとまってきます。 今回の文だと,「that 以下ほど(とても)thick な」となり, atmosphere という名詞を後置修飾していると考えられます。 日本語で考えると,後置修飾になると後ろから訳す感覚になってしまいますが, atmosphere which is so thick that ~と考えてもいいでしょう。 すなわち,(C) なのですが,and と切るのでなく, which is so thick that the pressure at its surface is 90 times the pressure of the air at sea level on Earth 全体で修飾していると考えた方がいいでしょう。 英語と同じ流れ,というのも大事なのですが, 日本語と英語の構造は違う以上, so that というのは so ~の方に集まってくるという観点は必要です。

rinzai
質問者

お礼

書き手の頭のなかでは、(c)のような流れで考えが浮かんでいっているということがよくわかり、すっきりしました。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • number44
  • ベストアンサー率27% (20/72)
回答No.1

これは文法的にはSVOC文型になってます。 「金星には大気があって、その大気は非常に分厚い。」 と言いたい訳です。 (B)だと、hasの目的語(atmospher)が来るべき場所にso thickという修飾語が来てしまっておかしくなります。 前置詞anの前に形容詞をおいてしまうと、thickとatmosphereが関連のない別物になります。 『so that』構文といわれているものは、 強調のsoは、原因とか理由があるときに使う単語なので(単なる強調はveryとかでいいんで)、thatで補足が必要になります

rinzai
質問者

お礼

「強調のsoは、原因とか理由があるときに使う単語なので(単なる強調はveryとかでいいんで)、thatで補足」と、soとveryの違い、参考になります。ありがとうございました。

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