- ベストアンサー
アメリカ会計原則(GAAP)における株式発行費用
いつもお世話になっております。 アメリカにある会社の優先株式を取得したのですが、増資後の資本金額を教えてもらうように依頼すると、GAAPでは、「株式発行費用は、資本金から控除しなければならない」という事を言ってきたようです。 日本の会計基準では費用もしくは、繰延資産と理解していたので、資本金から控除するとは驚きでした。 本当なのかをインターネットで調べても、条文などが見つかりません。 この基準について説明しているHPなどあるのでしょうか? もしご存知でしたら教えてください。 以上宜しくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まだ起きていますので、追加してご説明します。 additional paid in capitalは、日本語で言うところの株式払い込み剰余金ですから、日本で言う資本剰余金と同じです。そうしますと、額面以上の払い込みがある場合か、無額面で資本金組み入れ額を超えた払い込みがあった場合、株式払い込み剰余金(APIC)が貸方に出ますので、これを減額する形で、借方に持ってくると思います。つまり、償却はせず、従って費用化もせず、払い込みを受けた金額から、発行費用を減らすイメージです。なぜか、アメリカでは、エクイティー系の発行費用は、優先株に限らず、APICの借方計上なんです。米国公認会計士の試験でも、必ず出てくるトピックです。洋書屋に行きますと、ワイリーなどの問題集があり、説明が書いてあるはずです。 一方、社債発行費用は、償却が認められています。
その他の回答 (1)
- eikowings
- ベストアンサー率39% (125/314)
株式発行費用は、仕訳で言いますと、株式払い込み剰余金の借方計上です。 (additional paid in capital)の借方計上です。 この場合、優先株を発行している訳ですから、 APIC-PS勘定を借方に持ってくる仕訳になります。つまり、資本項目である株式払い込み剰余金を借方計上するわけですから、資本の部に与える影響は、マイナスになります。(しかし、資本金組み入れ額から控除するというのは、記憶にないですね。)どの条文に当たるかは、おそらくですけど、相当古いアメリカの会計原則の中にあると思います。(SFASにはないと思います。APBあたりではないでしょうか?)
お礼
ご回答ありがとうございます。 払込剰余金というのは、資本準備金と同じような意味合いのもモノと考えて良いのでしょうか? そうなると、資本金とは意味が違いますよね? 私も又聞きなので、正確なところはわからないのですが、GAAPと断言しているので、GAAPに該当条文等ないのでしたら、資本金と資本の部を誤って聞き取った可能性はあります。(間に入っている人は、会計知識があまり無いようなので・・・) ですので、資本の部とするのでしたら、私もまだ理解できます。 念のため、資本金なのか、資本の部なのかを確認してみます。 ありがとうございました。
お礼
おはようございます。 USGAAPや国際会計基準については全くの勉強不足で、良く解っていないのが現状です。 やはり国によって会計基準というものは違いますね。減損会計と同様に、アメリカ方式が国際スタンダードとして、日本にも押し付けてくるんでしょうか・・・。 今日大きな本屋に行く予定ですので、探してみます。 何かとありがとうございました。