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サルトル

サルトルは「実存は本質に役立つ」と主張していますよね。その意味についてなんとなくはわかるんですが、いまいちピンとこないんです。教えていただけると幸いなんですが・・・よろしくおねがいします。

みんなの回答

  • tun
  • ベストアンサー率19% (7/36)
回答No.2

前の回答者の補足になるのですが。 鉛筆の例を借りるとすれば、鉛筆をつくる職人さんがいたとして、デザインにいくら凝っても、鉛筆は字が書けなければなりません。 つまり、鉛筆の本質は字が書けることであって、それに合わせて職人は鉛筆をつくっていくわけです。鉛筆の存在には、本質が先にあるわけです。 ところが、人間を(神が?)つくったとしたなら、人間の本質って何なんだろう、ってわけです。人間にはあらかじめ定められた本質なんてないんじゃないか。 つまり、人間は無目的の存在としてこの世に生まれて、それから、人間の本質をさぐりながら生きていく。そして、だんだん人間になっていく。 これが、「現実存在は本質に先立つ」ってことなんですね。 蛇足だったかもしれませんが……

noname#2813
noname#2813
回答No.1

専門ではないですが。 実存は本質に先立つという主張は彼がしていたようです。 例えば鉛筆は何もする前からその用途が決まっているのに対し、人間は 自身の在り方次第でその本質が決まってくるという主張です。 つまり与えられた元々の本質があるわけではなく、 ということです。

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