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ニュートンの運動法則を変形すると、質量の時間微分が…
ニュートンの運動の法則つまりF=maにおいて a=dv/dtですから、F=mdv/dt ここでmは定数ですから、F=d(mv)/dtと書けますよね。 ところで積の微分法則つまり、(xy)'=x'y+xy' ってありますから、 F=m'v+mv'=vdm/dt+mdv/dt となります。 このdm/dtは通常にはゼロですが、扱う対象が光だとか特殊な条件ではゼロではない、と思うのですが…。この解釈を教えて下さい。
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質問された方がいわれる通り、運動方程式はF=mdv/dtと書くより F=d(mv)/dt あるいは F=dp/dt と書いた方が一般的なのです。相対性理論はもとより、非相対論的古典力学においてもそうです。バークレー物理学コースに「ロケットは燃料を消費することにより質量が変化する。そのような場合は質量の時間微分を考慮しなければならない。」と書いてあったと思います。しかし実はそのような場合でなくても運動方程式は一般にはF=dp/dtと書かなければならないのです。力学の一般的な定式化はニュートンの運動方程式ではなく、ハミルトン=ヤコービの理論、またはハミルトン形式で行われます。ハミルトン形式ではエネルギーを座標と運動量で表わしたものをハミルトニアンと呼び H で表わすと正準運動方程式は dp/dt = - ∂H/∂q dq/dt = ∂H/∂p になります。すなわち、運動方程式は運動量の時間発展を与えるものであり、加速度の式になるとは限らないのです。最近は全て幾何学化するのが流行です。ハミルトン形式では質量にあたるものが計量テンソルになり、これは一般には定数ではなく座標の関数です。そのような例としては非線形シグマ模型が挙げられます。
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- KENZOU
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例えば質量mが変化するロケットの運動なんかはdm/dtが効いてきますね。詳しいことは参考URLを覗いてみてください。
お礼
有難うございました
- Tacosan
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それは議論がおかしいです. F = m dv/dt から「m が定数なので」F = d(mv)/dt としている以上, この式で m が時間変化するとしなおすのは変. それはさておき, 特殊相対論では運動量 p = mv を使って dp/dt = F の形で使いますね.
お礼
有難うございました。
- N64
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V=Cとし、E=mC^2 を使ってmを消去してみると、 F=(1/C)×dE/dt となりますが、だめですか?
お礼
有難うございました。
そういった特殊な状況の際は、ニュートンの運動方程式自体が適用できません。 特に、例えば光の場合などは質量自体が無いですし、速度が高速に近い素粒子の系などでは相対性理論が効いてきます。 つまり、そこにニュートン力学の限界があったわけですね。 Wikipedia 特殊相対性理論 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E6%AE%8A%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E6%80%A7%E7%90%86%E8%AB%96 ここの「相対論的質量」の部分を読んでいただけると良いかと思います。 また、質量の無い素粒子における物理論として、量子力学が用いられます。 Wikidedia 光子 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E5%AD%90
お礼
有難うございました