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古典について
高校の古典の授業で読んだ作品についての質問です。 たしか日記のようなもので、ある一部分だけ記憶に残っています。 自分(筆者?)は遠くへ旅しているのだけれど、夢の中でさえも妻に会えない。 妻は自分のことを思い出しているのだろうか。 『相手が自分を想っていてくれるからこそ夢の中に現れる』 といった内容を詠った詩がありました。 なんという作品のどこの部分か、詳しい話の内容なんかも教えていただけたら嬉しいです。 よろしくお願いします。
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きっと伊勢物語の第九段でしょう。 男が 「京にはあらじ。あづまの方に住むべき国もとめに」 と、何人かで連れ立って出かけます。三河の国八橋の沢で燕子花(かきつばた)が咲いていたので、有名な 「かきつばた」 の五文字を折りこんだ歌を詠みます。駿河の国宇津の山で京の知り合いに出会ったので、京にのこしてきた女性に贈る歌を託します。 駿河なる宇津の山辺のうつゝにも夢にも人に逢はぬなりけり (夢の中であなたに逢えないのは、私を想ってくださらないのでしょうか) さらに旅をして武蔵と下総の国境の角田 (隅田) 川を渡し舟で渡る時、都鳥という鳥をみて歌を詠むと、みんなが都を偲んで泣きました。
お礼
それです! スッキリしました~。 ご回答、ありがとうございました。