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「絵仏師良秀」は何て読むか?
有名な説話集『宇治拾遺物語』のエピソードとして、「絵仏師良秀」に関する話がありますが、この「絵仏師良秀」は何と読むのでしょうか? 個人的にはずっと「えぶっし・りょうしゅう」だと思っていましたが、「よしひで」と書いてある本を見つけてしまったため、悩んでいます。 また、古典文学の名詞に、読み方のはやり・すたり等があるのでしょうか? カテゴリーが「文学」で良いのか不安ですが、どなたか教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
良秀(りょうしゅう)というのは法名なんですね。知りませんでした。 そのほか実峰良秀(じつぼうりょうしゅう)というお坊さんがいたそうです。 法名なら音読みしないとね。
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当て推量ですみません。 拝見してましたが、はっきりした回答がないようなので・・・。 「良秀」というのが、実は、戒名(法名)かどうかもはっきりしてないという可能性はないでしょうか? 良秀というのが、俗名であると解釈した場合は、「よしひで」と読むことになるでしょうし、戒名と解釈した場合は、音読みしなくてはいけませんが、「良秀」という名前自体は、どちらでも解釈できそうな名前です。俗名を戒名に転用して、音読みに換えたという例もあったかと思いますが、これは記憶違いかもしれません。 仏師は通常形式的には受戒していると思いますので、「りょうしゅう」と読むのが妥当なのではないかと思いますが、妻子と一緒に住んでおり、普通のお坊さんとは違います。このあたりの解釈の違い(戒名か俗名か)も、もしかしたらですが、あるのではないかと思います。 不明な点ばかりですみませんが、戒名か俗名か、その時点で解釈が違っていると読み方が違ってくる可能性はあるような気がします。
- hanatsukikaze
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宇治拾遺物語については、詳しくないのですが、平安時代の物語は大抵仮名で記載されております。 現在古典を刊本する場合、ひらがなや現在使われていない変体仮名(蕎麦屋さんの看板等)、当て字(~つる=鶴、~かな=金など)を読み易いように当用漢字交じりの文に変えており、大抵変えた部分はルビをうっていますので、図書館で調べてはいかがでしょうか。 昔の人は名前を呼ばず官職(親親戚などのものも)や住んでいる場所のあだ名や死んだ後の謚で呼んでいましたので、本当はどう読むかわからない人が多いですよ。
- de_n
- ベストアンサー率28% (23/80)
私も、法名は音読みだと思います。 思いつく限りの有名な僧侶も音読みですし。 現在、浄土真宗では、音読みと決まってるみたいですし。 当時は別の読み方だったという可能性は…考えにくいのでは。 ただ、日本人は、 「伊藤博文(ひろぶみ)」を”はくぶん”と読んだり、 「吉田兼好(けんこう)」を”かねよし”と読んだり、 「木戸孝允(たかよし)」を”こういん”と読んだりしますので…。 「絵仏師良秀(りょうしゅう)」を”よしひで”と読むのが定着して、 教科書に掲載されるまでになったんじゃなかろうか、と推測できませんかね? 全然自信は無いのですが。
- zasawaqa
- ベストアンサー率20% (292/1436)
私は「えぶっし・よしひで」と教わりました。間違いなんですか…。教科書も「よしひで」とあり、教師も「よしひで」といっていました。 確かに「りょうしゅう」の方が内容的に合点はいきますよね。 回答でなくてすみませんが、こう教わったものもいるということで。
- osi_nari
- ベストアンサー率43% (193/441)
一般的に、仏教僧の名前は全て音読みです。 絵仏師も、仏画を描くことを専門とする僧ですから、 音読みが正しいと思われます。 ※仏教は中国から伝来したものなので、日本固有の 「訓読み」ではなく、当時の中国語の発音に基づく 「音読み」を用います。
補足
説得力のあるご回答ありがとうございます。 僧の名前は一般的に音読みとのこと。そう言われると確かにそんな気がします。「空海」を「そらみ」とは読みませんし。 ただ、「一般的に」となりますと、例外があるような気がしてしまい、やや不安でもあります…。
- half-blood
- ベストアンサー率28% (7/25)
「えぶっし・りょうしゅう」です。よしひでと読まないように古文の授業で注意された記憶があります。
補足
早々のご回答ありがとうございます。 詳細はNo.3の回答者様の欄に書きます。
補足
遠い昔のことですが、私もNo.3の回答者様と同様に教わった記憶があるのです。 一方で、No.1の回答者様のような話もちらほらと聞きます。ゆえに、気になっておりました。