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古典の読書について

宇治拾遺物語と今昔物語を好んで毎日飽きずに読んでいます。 そこで、過去に恋愛系の古典、源氏物語や万葉集などはあまり好きにはなれず途中で挫折しました。 諦めた理由は皇族・貴族連中の恋愛話し等に嫌気が差したからです。 日本古典を読書する上では必要ありませんよね?

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 >過去に恋愛系の古典、源氏物語や万葉集などはあまり好きにはなれず途中で挫折しました。 諦めた理由は皇族・貴族連中の恋愛話し等に嫌気が差したからです。 日本古典を読書する上では必要ありませんよね? ⇒恋愛系の古典が好きになれないことについては、私も似たような経験があり、共感しました。確かに、(犬も食わないような)「やんごとなき方々の恋のお遊び」を延々読み続けることなど、並みの神経ではできません! ただ、それだからといって『源氏物語』が日本古典を読書する上で不要だと決めつけるとしたら、ちょっと微妙ですね。少なくとも、次のような「意義」は記憶に留めておきたいです。 ①『源氏物語』は世界初の小説であると言われます。古代ギリシャ時代から、例えばホメロス作品などがあるじゃないかとお思いですか?それは小節でなく戯曲でした。 ②『源氏物語』は多大な影響力を持ち、それを範とし、あるいは模倣して数々の小説が現れました。すなわち、『狭衣物語』、『夜の寝覚』、『浜松中納言物語』、『とりかえばや物語』、『堤中納言物語』などです。このうち、前三者は相変わらず「やんごとなき方々の惚れたはれた」を主題にしているようですが、後二者は、男女の立場を取り替えや姫の異趣味ぶりを扱うなどして、「大衆的娯楽性」を意識したような作風になっています。

noname#257722
質問者

お礼

ありがとうございます❗️

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  • Nakay702
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回答No.2

投稿後に読み直しみたら誤植があることに気づきました。訂正して、再送します。 (再送分) 以下のとおりお答えします。 >過去に恋愛系の古典、源氏物語や万葉集などはあまり好きにはなれず途中で挫折しました。 諦めた理由は皇族・貴族連中の恋愛話し等に嫌気が差したからです。 日本古典を読書する上では必要ありませんよね? ⇒恋愛系の古典が好きになれないことについては、私も似たような経験があり、共感しました。確かに、(犬も食わないような)「やんごとなき方々の恋のお遊び」を延々読み続けることなど、並みの神経ではできません! ただ、それだからといって『源氏物語』が日本古典を読書する上で不要だと決めつけるとしたら、ちょっと微妙ですね。少なくとも、次のような「意義」は記憶に留めておきたいです。 ①『源氏物語』は世界初の小説であると言われます。古代ギリシャ時代から、例えばホメロス作品などがあるじゃないかとお思いですか?それは小説でなく戯曲でした。 ②『源氏物語』は多大な影響力を持ち、それを範とし、あるいは模倣して数々の小説が現れました。すなわち、『狭衣物語』、『夜の寝覚』、『浜松中納言物語』、『とりかえばや物語』、『堤中納言物語』などです。 このうち前三者は、相変わらず「やんごとなき方々の惚れたはれた」を主題にしているようですが、後二者は、「男女の立場の取り替え」や「姫の異趣味ぶり」を扱うなどして、「大衆的娯楽性」を意識したような作風になっています。『宇治拾遺物語』の後にでも、覗いてみることをお勧めします。

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