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僧職の方お教えください
お釈迦様が菩提樹の下で悟りを開かれたときに、 金星を見て「あそこに私がいる」と言われたと 本で読みました。 理解しようとするのですが、何か手掛りでも あるでしょうか? 解説していただけますか。原始仏典などを 読んでいます。
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私も僧職には無いのですが、 私の持っている臨済宗の老師が書かれた本にその方の解説が載っていましたので 紹介させていただきます。お釈迦さまは 「絶対無になりきられて星をごらんになった瞬間、その無が爆発して」 悟られたのだそうです。 そうして「忽然と無から有があらわれる」、これが悟るということらしいです。 なんだかビッグバンみたいですね。 また「あそこに私がいる」というのは、 「『あった、あった。光っとる。無じゃなかった。星が光っとる、おれが光っとる』 と、星と自分とが一つになって境がないと悟られた」 「眺める意識と眺められる星とがひとつになって光っていると直感された」 (以上「」内は「自己を見つめる 山田無文 著」からの引用です)。 ということのようです。
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私は信者ではないし、 仏教に関係のない話かもしれませんが、 この質問を通りがかりに読んで 真っ先に思いついたのが サンデュクチュベリの「星の王子様」です。 金星は明るい一番星です。 王子様は、 明るい笑い上戸の星に行くというのが似ています。 「遠すぎるんだよ、僕の体持って行けないよ。 重すぎるんだもの。」 「僕は星の中に住んで笑うんだ。 君が夜空を眺めたら君は笑い上戸の星を見るわけさ」 宇宙との一体感どころではなく、 宇宙と一体になると宣言されています! そして笑い上戸の星になって 君の心が悲しい夜でも 微笑みで包んであげると約束したのでした☆。
私は僧職でもなんでもなく、その「お言葉」も初耳の者で申しわけないのですが、 「自分はこの世の全てを超越的に客観視している」とおっしゃっているのではないでしょうか。 要するに「悟っている」と。 あさはかな解釈かな。
お礼
なんとなく・・・そうじゃないかと仮説の域ですが、 予想していました。「ふ~ん」成程ね。 書物で提示してもらえて大変にありがたいです。 知らせてもらってたこと感謝します。