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ABC(活動基準原価計算)は実務で使われていますか?

 現在、大学生のものですが、卒論のテーマを考えています。生産管理についてのゼミに所属しており、会計についても多少勉強しているので、管理会計(原価計算)の部門に関するテーマを考えています。  当初は標準原価計算について書こうと思っていたのですが現在、標準原価計算は実務であまり使われていないと知りました。そこで他のテーマを探していた折、ABCという手法があるということを知ったのですが、実際、ABCは実務で使われているのでしょうか?またオススメの書物等があれば教えていただきたいです。

みんなの回答

  • rwx1948
  • ベストアンサー率50% (3/6)
回答No.1

メーカーの工場経理を担当していた者ですが、標準原価計算は十分活用されてますよ。 精度の高い物量標準(原単位と言ってますが)をベースにした標準原価は、ある部門の全体実績を個別標準の割合で按分することによって、月次での(近似的ではあるが、十分実用になるレベルの)個別製品別損益実績の算定に応用できます。 物量標準自体は生産計画の材料展開や能力計算等にも使えます。 製品原価見積りへの応用は勿論です。 ABCの方は、一時研究したことがあるのですが、 アクティビティを計測するのにとんでもない労力がかかるので、中断しています。 スポット的な調査ならいざしらず、ABCのような間接費の配賦を中心とした議論(誤解していたら失礼)は実務的には実りが少ないと思います。 以上、あるメーカー(上場会社)の事例であり、ABCを活用されている事例があれば逆に御紹介お願いします。

mogurin1
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。標準原価計算が実務でまだ有効であるという意見はたいへん参考になりました。大学で少品種大量生産で、かつ多くの直接工が存在することが標準原価計算の適用前提であると聞いていたので実務ではもう有効ではないのかと思っていました。