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文学や古典落語で(おとぎ話で)、「ひとは、なぜ反対・禁止されると、かえってその行為に及んでしまうのでしょうか」

タイトルにありますように、(1)文学作品。(2)古典落語「『饅頭怖い』で饅頭山積み」。(3)おとぎ話「『鶴の恩返し』禁じられた戸を開く」。「『浦島太郎』で玉手箱を開ける」等々。これを「『法律学』で、信義則違反である」とか、「『教理問答』的に、業(カルマ)だ。或いは、原罪である。」など説明頂いても、拙の求めている心理-精神メカニズム上の回答には直接つながりません。/ ご専門の方には、いとも簡単に説明出来る類の質問かもしれません  しかしながら、現代世界ではNEWS報道、事件等でも「おきて破り」が横行しております(個人から、より大きな集団まで)。これを、「モラルの低下、破綻」と単に「倫理上の問題」として嘆いてみても解決の材料にもつながりそうにありません。(1)他の哺乳類、動物と比較して、ひと固有の問題なのか (ここでは、意思の自由が前提になりますね)例えば、人間社会の中の飼い犬。或いは、野生の哺乳類。(2)好奇心などの、個々人の心理メカニズムの問題の1つにすぎないのか。ぜひその源泉を知りたく希望します。/この問題は多くの事象を真剣かつ誠実に考え抜く際に、避けて通れない重要な論点であろう、と判断致し質問に及びました。拙の求めている心理-精神メカニズム上の観点から、ぜひご回答お願い致します。今日まで、この問いを発することなく「小説」を読んだり「法律学」を勉強したり「IT社会」について夢想していたのが不思議なくらいです。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.5

shigure136 です。補足を読みました。 真剣に議論するような問題かどうかは分かりませんが、少しだけ補足の質問にお答えします。 「太古の昔から」はオーバーかもしれませんが、古くから「人間のエゴ」を規制し、「不埒者」「無法者」を押さえ込むための「法律」、「取決め」、「国家間の条約」などは多く、拾い出せば枚挙に暇がありません。 しかし、犯罪、不当行為、軽犯罪、嫌がらせ、イジメ、はたまた、国家間の諍い、不協和音、戦争など、全ての規制、取決めを無視した不当行為は、全く後を絶ちません。これはどうしてなのでしょうか。 規制を強化すれば、さらにその上を行く手口が現れる。 法律が定められても、「法の網の目を潜り抜ける」という言葉が出来上がっているほど、法律の裏をかく人間が次から次へと現れる。 これは何故でしょうか。 国家間の利益が絡むと、感情論が人間の理性を呑み込んで止めようの無い大きな流れを作りだし、平和維持の条約すら無視されるのは何故でしょうか。 全てを生み出しているものは、人間のエゴ以外の何物でもありません。 この特性は人間が神様から貰った最大の悪性の部分です。 太古の昔から未来永劫、この特性は人間を縛って行くのでしょう。 全ての事態の根底には、人間のこの特性が敷きつめられている事。 その特性と人間は共生して行かなければならない事。 しかも、如何に上手に共生して行くのかという事。 そのことだけは変わる事は無いでしょう。

mehrLicht
質問者

お礼

ご丁寧に、「回答」後も関心を維持して頂きありがとうございます。  「真剣に議論するような問題かどうかは分かりませんが」とおっしゃるのももっともです。「回答No.4」の方の本文を読んだ時も「『心理学』カテゴリー」に投稿したことがそもそも失敗・間違いであったのではと反省致しました  その際→「社会諸科学」(『経済学』『法律学』『社会学』等)のカテゴリで『質問』すれば、また別の角度からのご『回答』を頂戴出来たのではと も想いました。/「shigure136」様のご『回答』でももしかしたら「哲学」 のカテゴリに投稿してみても、良かったのではないか。など、実に勝手に想いを巡らしております。/現実の、目の前の、切実な諸問題・課題を考えれば 観念遊戯に過ぎないのか、とも反省させられもしました。/今回の19行の ご『回答』は、とても読み応えのある重いメッセージです。実務家の方の心のうちを聴かせて頂いたような、そんな気持ちになりました。励みます、ありがとうございます。

その他の回答 (5)

noname#241887
noname#241887
回答No.6

人間は少なからず禁忌に近づこうとする傾向があります。 様々なルールも破るために作られたのではないかと。破ることによって快楽に等しいものを得るために。 「おきて破り」を無くす一番確実で有効な方法は「おきて」をなくすことですが、これでは本末転倒ですね。 解決の仕方は思い浮かびません。すいません。

mehrLicht
質問者

補足

問い(疑問)の発し方で、[答え]も大方定まってくるようです。  数式の左辺が決まると、右辺も定まってくるように…。  拙の望んでいた[答え]が必ずしも、心理-精神分析の専門家or  心理学専攻、現場で活躍されている臨床心理士さんなどから出て来なかっ   たのは、繰り返しになりますが。拙の問いの発し方が良くなかったからで  す。/(笑)広義の「経済学」や「法律学」の実務家の方々から、[回答]    を頂戴できるとは!?親切心に深く感謝します勉強します。OK-WAVE  システムだからこその「助け舟」と理解しております。ありがとうござい  ます。   ※ なお、nacht[回答者No.6]さんの「人間は少なからず禁忌に近づこうとする傾向があります」は参考になりました。しかし、「様々なルールも破るために作られたのではないかと。」は、読み方・解釈を間違えると物騒ですね。/ 一般に、「既存のルール」を抜きん出た「より良きルール」を求めて 例えば、古いですが…流通業界のスーパー誕生→薄利多売「価格破壊」でしたよね。きっと当時は大変なことだったと!流通業界は勿論、メーカーなども反発するところが少なくなかったはずです。それでも、「豊かな社会」を求める人々の支持と、高度経済成長の拡大路線、一億総中流化などが「大手スーパー」誕生を後押しする結果になった訳です。/それ以前には、(専門外ですが)「大手スーパー」型大規模小売形態など日本には少なくとも存在しなかったはずです。/この例のような場合「破ることによって快楽に等しいものを得る」ことは、拙にも理解できます。回答ありがとうございました。

  • akitsu01
  • ベストアンサー率36% (4/11)
回答No.4

 心理-精神メカニズム上の回答であるか否かは判りませんが、掟は他者が守るほど、破ったときの利益が多くなります。  掟の支配下にいる人間が多ければ、それだけ破った人間は優位に立てるわけです。また掟の支配が長ければそれを破ること自体への認識が困難になり、発覚しづらくなるでしょう(そもそも破る人がいるとは考えなくなる、破る人を発見するためのノウハウが弱体化する等の理由により)。  掟のない状況下では、混沌とした状況の中で自然と掟が形成されるものと考えられます。裏切りが続くと結局は全ての人間が損をすることになるためです。  そのように形成された『掟』は掟がなかった時のことを知る人間がいる限りは、守ることが裏切るよりも利益を生むため、守られることでしょう。しかし『掟』形成時の情報を持たないものにとっては、守ることで得られる利益を実感できず、裏切ることの利益の方が魅力的に見えるのではないでしょうか。 『約束を守らない』のは(1)人固有の問題(2)好奇心の問題ではなく『約束・掟』というシステム自体が抱える問題であるように思われます。  ちなみに、文学・古典落語において『約束・掟』を破った人はちゃんと酷い目に遭っているはずです。それは『約束・掟』を破るとこういう目にあうんだよ、という事を伝え、ひいては約束を守ることの重要性を伝えるためと思われます。

mehrLicht
質問者

補足

ご親切で丁寧な回答ありがとうございます。身に沁みます。 そもそも、「『質問』の提起の仕方」が拙かったと反省しております。  →「良回答」および「多数の回答」を得ている『質問』は、たいてい『質問』の問いかけが、目的・意図がはっきりとしており。しかも、その学術上の典型的な回答がおおかた定まっている、専門的知識を持つ者には基礎的なものが多いのではと、この「『心理学』カテゴリ」をも拝見し合点しました。  今回「専門家」のご回答を得ないでいるのは、その理由の1つに純粋な心理学上の問題ではない、という判断、自制からだと推察致します(つまり、専門外)。拙としては、この混濁としたテーマに「心理-精神分析」の学問的枠組からは「どう見えるのか」「どう考えうるのか」伺いたかったのですが。  さて、ご回答者(No.4)様は、どちらかと言えば敢えて「社会諸科学」(「経済学」「社会学」「法律学」等々)の方向で回答を引き出そうとされているかのように印象を受けました。正解かもしれませんね。個々人の内面(心理-精神)の問題に還元するより有意味なのかもしれません。『囚人のジレンマ』が『心理学』の範疇と想っていたのですが、書棚に飾ってある『経済学思考が身につく100の法則』(ダイヤモンド社/2003年5月第一刷/西村和雄[著]60頁より)でも「4章-情報とゲーム」(33「モラル・ハザード」の次に)34「囚人のジレンマ」と採り上げておりますから。『心理学』に持ち込まない方が適切だったのかもしれません。/まじめに『心理学』を専攻・研究されている方には、「主たる関心事にあらず」なのでしょうか!?でしたら、すみません!

回答No.3

これは人間が持つ「欲に裏づけされた好奇心」と「好奇心の中でも特有な<怖いもの見たさ>」ではないかと思います。 人間には様々な「欲望」があります。 その中には「知識欲」「食欲」「性欲」など、本能に根ざした「欲望」があります。 また、「名誉欲」「権力欲」「支配欲」など「他人よりも偉くなりたい」「第一人者になりたい」という欲望もあります。 「ダメといわれたもの」「不味いから食べるなと言われたもの」「危険だと言われたもの」「私のいる場所を覗かないでと言われた場所」などは、人間の欲望に強く働きかけることになるのではないでしょうか。 「見てみたい」「味わってみたい」「ちょっと体験してみたい」「禁止を侵したらどのような事態になるのだろう」「更なる快があるのではないのか」 飽くなき「知識への欲望」「食への欲望」「快楽の追求」「権力への欲望」など、人間は分からないものへの憧れと好奇心を抑える事は出来ないのでしょう。 四大文明を作り上げたのも、道具を作り上げたのも、核兵器を作ったのも、宇宙旅行を現実にしたのも、全ては「反対」「禁止」に敢えて挑戦させた「欲望」「好奇心」などの賜物ではないでしょうか。 それらの前にモラルも、常識も、良識も壁として立ちはだかる事は出来ないということなのではないでしょうか。

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質問者

補足

ご親切に回答ありがとうございます。回答の内容を拝読しますと、明示はされておりませんが。「人間固有の現象、問題」ということでしょうか?  「この世の多くの出来事が、妬み・嫉妬、党派心、虚栄心、闘争心、相互不信に基づいている」というのもあながちデタラメではないと思います。/もし、ご回答頂いたとおり「『欲望』『好奇心』などの賜物ではないでしょうか。それらの前にモラルも、常識も、良識も壁として立ちはだかる事は出来ないということなのではないでしょうか」とすれば、(1) 国際諸条約も、他の確立された法規範も心もとない、すべての人々に平穏な生活、暮らしを保障しえない、ということになり兼ねません。ゆゆしきことです。(2)技術も、知識も、金銭も、教育も、言論の自由も、職務権限も、万事悪用されたら堪らない。にも拘らず、「反対・禁止され」てもなお。否、それ故に挑んでくるとしたら、この21st世紀もやはり多難ということでしょうか。/ぜひ、専門家=「心理-精神分析」のプロのご意見も、この点も含めて伺いたくお願い致します。実社会で活躍されている臨床心理士、精神分析学者、社会心理学者、動物心理学者、他の個別専門心理学者(専攻学部生、院生、研究者)などの皆様何とぞ、この問いにご回答ください。宜しくお願い致します。

  • TFLaA
  • ベストアンサー率14% (1/7)
回答No.2

逆に約束を守った場合のことを考えてみましょう。 鶴の恩返しで男は約束を守り戸を開きませんでした。夫婦は幸せに暮らしました。めでたしめでたし。 これじゃあ物語として面白くありません。それが一番大きな理由でしょう。

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質問者

補足

 ご回答ありがとうございます。そのとおりだと想います。  「逆に約束を守った場合のことを考えてみましょう」(中略)「めでたしめでたし。」   実は拙は、困難な厳しい時代局面を今迎えつつある、と認識する者のひとりです。というのも、(1)「国旗と憲法に忠誠」を約束してきた人々の国で、「令状なしの、無制限拘束(基地、収容所)」等が問題化していること。  (2) 国際人道法(ジュネーブ四条約等)で、攻撃が禁じられている病院、学校、礼拝所等への人的被害が日常化していること。   近代以降確立された「約束事」が必ずしも守られない事態。   約束が守られない、というのは生活世界においても不安、苦痛、心配の  種です。21st世紀が「めでたしめでたし」になることを切望しての『質問』だったのです。

  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

面白いご質問だと思います。素人ですが一緒に考えさせてください。 素直に「好奇心」という言葉が浮かびました。 読んで字の如く「奇を好む心」。 禁止されているもの・封印されてるものは中身に拘わらず、馬の目の前に吊り下げられた人参よろしく(適切な例えではないかもしれないですが)、それだけで「奇」そのものの提示と言えるでしょう。 では、なぜ人間に「奇」を好む部分があるかと言えば、奇は明らかに通常ではないものだからでしょう。 通常ではないということは自分にとっての未知を意味しますから、そこに未だ知らぬ可能性が隠されているように感じるのだと思います。 無論、人間にとっての可能性ですが、自身も人間であるわけです。 結論として、 「自らの可能性を広げる端緒がそこに隠されているに違いないと思い込まされるから」 というふうに考えてみました。

mehrLicht
質問者

補足

 大変誠実な、親切なご回答ありがとうございます。人生経験に裏打ちされたわかりやすい表現の解説痛みいります。

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