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古典落語の落語家さん
現役で古典落語をされる落語家さんを紹介お願いします。 CDとかではなく劇場に落語を聴きに行きたい思っています。 先日、近所に公演が来たので行ったのですが、 創作落語?というのか最近の出来事をつらつら話しているだけで終わってしまいました。一緒に行った母も「古典落語ではないのか・・・」と 聴いたあと残念のようでした。 私は落語は聴き始めたばかりですが、 「時そば」とか「青菜」とか古典落語が好みです。 古典落語を主にされる落語家さんをご存知の方、ご教示お願いします。 劇場に聴きに行きたいので現役で高座に上がる方をお願いします。
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- tanmei
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寄席で古典を聞きたければ、落語協会の興行のほうが無難でしょう。 伝統的に、落語芸術協会は新作派が多いです。 落語協会で新作メインの人というと、 鈴々舎馬風 三遊亭圓歌 川柳川柳 林家木久扇 三遊亭圓丈 柳家喬太郎 三遊亭白鳥 こんなところでしょうか。この人たちを外せばいいです。 もっとも古典メインの人も、時間の都合等でしばしば漫談をやります。 ですから上記の人以外なら必ず古典を演ずるという保証はありません。 トリを務めるときは大丈夫でしょうけど。 それでも、統計取ったわけじゃありませんが、落語協会の通常時の番組 では、落語の演目全体に占める古典率は7割以上あるのではないかと 思います。 前座を含めて10人落語家さんが出れば、古典落語が最低7つは聞けます。 ただ、寄席の魅力というのは、漫才・マジック・太神楽や紙切りなど、 色物さんを含めた雑多な部分にあります。 寄席というのは、「どうしても古典落語を聞きたい」と思って行く ところではなく、本当に気軽に噺を楽しむ場所です。 きちんと古典落語を聞きたいなら、ホール落語のほうがいいかも しれません。
古典落語中心の噺家さんですが、当方関西在住のため 東京の方はまったく分かりません。従って、上方の噺家さんで、 当方の好みの方ですので、全員を網羅するわけにはとても行かない ことをご承知おき下さい…。 米朝一門→古典・新作の両刀使いが、桂雀三郎師。他はこの一門は 古典落語派が多いです。好みは、桂千朝、桂米輔、桂文我、桂米団治、桂宗助…といった辺りです。 米朝事務所 http://www.beicho.co.jp/ 松鶴一門→笑福亭仁鶴師http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%91%E7%A6%8F%E4%BA%AD%E4%BB%81%E9%B6%B4_(3%E4%BB%A3%E7%9B%AE) 笑福亭松喬師 http://syokyo.net/ 笑福亭松枝師 http://www.sakai.zaq.ne.jp/shoshi/ 他にも古典派がたくさん居られます。ご検索ください。 逆に笑福亭仁智師など、新作一本の方もいます。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~jinchi/20889282/ 文枝一門→桂三枝師は自作の創作落語一本です。他の方は 両刀使いが多いはずです。 文枝一門http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%87%E6%9E%9D%E4%B8%80%E9%96%80 春団治一門→桂小春団治師は自作の新作落語中心です。他の方は 古典派が多いです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A5%E5%9B%A3%E6%B2%BB%E4%B8%80%E9%96%80 林家染丸一門→染丸師はハメモノが入る古典ネタが十八番。お弟子 さんも古典派が多いです。 公式HP http://www.sutv.zaq.ne.jp/somemaru/ 染丸一門 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E5%AE%B6%E6%9F%93%E4%B8%B8_(4%E4%BB%A3%E7%9B%AE) 露の五郎兵衛一門→五郎兵衛師は古典派(特に艶笑噺の名手)。 一門も古典中心の方が多いようです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9C%B2%E3%81%AE%E4%BA%94%E9%83%8E%E5%85%B5%E8%A1%9B%E4%B8%80%E9%96%80 笑福亭松之助師→五代目松鶴師の直弟子で、上方では米朝師と共に 最高齢ですが、まったく年齢を感じさせない高座です。新作・古典 両方ともに演じられます。 ブログ http://matsunosuke.laff.jp/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%91%E7%A6%8F%E4%BA%AD%E6%9D%BE%E4%B9%8B%E5%8A%A9 上方落語の定席、天満天神繁盛亭HP http://www.hanjotei.jp/ ライブ配信で落語を聴くことも出来ます。
古典落語をお聴きになりたい、というご希望ですが、寄席 では、普段の興行では前もって演目は決まっていません。 演者が、それまでに演じられたネタとかぶらない ように、またその時の客層などを考えて、臨機応変に演目を その場で決めるものです。従って、いつ誰の講座を聞けば、必ず 古典落語を聴くことが出来る、という事はありえません。 ただし、「○○独演会」のような場合は、前もってネタを 決めていますから、「東京かわら版」のような情報誌や、 噺家さんのWebサイトで演目を知ることが出来ます。 「東京かわら版」 http://www.tokyo-kawaraban.net/ こちらは上方の噺家さんで、米朝一門の桂米輔師のサイトですが、 ここにも落語会の情報が出ています。 「桂米輔新聞」 http://www.yonesuke.com/ ここにアップされているチラシによれば、一番最近の「ドガチャガ 落語会」(米輔師の落語会の名前です)は1月22日に行われていて、 米輔師が「抜け雀」「初天神」桂歌之助さんが「軒付け」、桂三四郎 さんが「軽業」を演じています。これらは全て上方の古典落語です。 まとめますと、 1.普段、寄席に入っても誰がどんな演目をやるかは決まって いない。 2.演目が前もって発表されるのは、噺家さんそれぞれが主催する 落語会や、独演会、地域寄席。これらの情報は情報誌なり噺家さんの Webサイトで入手できる。 3.古典落語にこだわるならば、逆に新作落語専門の噺家さんを 知っておいて(例えば故・春風亭柳昇師、現役なら桂米丸師など)、 その噺家さんが出演している場合を避ける。 4.ただし、新作専門の噺家さんは意外に多いが、古典しか演じ ない噺家さんは、出演すること自体がステータスになるような、 一部の大師匠級の人を除くと非常に少ない。 TPOに応じて新作と古典両方を演じられることが、寄席では有利で あるし、また持ちネタが多いという事にもなることで評価が上がる。
- kshira01
- ベストアンサー率51% (47/92)
東京なら、落語協会が運営している寄席、新宿・末広亭、上野・鈴本演芸場、などへ行けば古典落語をやってますよ。 http://rakugo-kyokai.or.jp/Top.aspx
お礼
早速の回答ありがとうございます。 上記の場所では、古典落語以外はやらないという理解でよろしいでしょうか?ホームページを拝見しましたが、その辺を確認できませんでした。 古典落語以外にあたって失敗したくないので、その点を確認させて下さい。
お礼
回答ありがとうございます。 回答に頂きました「普段、寄席に入っても誰がどんな演目をやるかは決まっていない」ということは存知あげています。 その上で「古典落語を主にされる落語家さんをご存知ありませんか?」と質問させて頂いています。 「新作落語専門の噺家さんを避けては」ということもっともですが 古典落語を好む方を知らないのと同じくらい新作落語を好む方も知りません。 繰り返しになりますが、どなたか 古典落語を主にされる落語家さんをご存知でしたら 教えて頂きたく宜しくお願い致します。