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古典落語「寝床」だと思うのですが・・・
何年か前に、志ん朝の落語を聞きに行く機会がありました。 先日そのことを知人に話しましたら、「何の噺だった?」と聞かれて弱ってしまいました(^^; てんで素人なもので「ああ、おもしろかった!」で終わってしまって、記憶がかなりあやふやなのです。 なんとかあらすじを思い出して、ネットで調べてみて、おそらくは「寝床」じゃないだろうかというところまではたどり着きました。でも、そのホームページで紹介されている筋とほとんど同じなのに、私の記憶にある噺は結末が違うのです。 「寝床」は題名にあるとおり「あれが、あたしの寝床です」で終わりますが、私の記憶の噺は以下のような感じでした。 大家さんは義太夫(常磐津かも。自信なし)を習っていて、その成果を人に聞かせたくてしょうがありません。 でも、本人は自覚こそないものの、彼の義太夫(?)はそれはそれはひどいもの。聞かせられる店子たちはたまったものではありません。 「なんとか聞かせて誉められたい」大家さんと「なんとか逃げたい」店子たちの駆け引きが続きます。 そして、問題の結末ですが 嫌がる店子たちに怒った大家さんは、ついにうたいながら店子たちを追いかけます。(!) 逃げ惑う店子たち。蔵に逃げ込み、一安心かと思いきや、大家さんはうたいながら蔵の周りを走り回ります(!?) 蔵の中なので、音が響くこと響くこと・・・。 とてもおかしかったのですが、これじゃあ落ちが「寝床」になってないですよね。 古典落語って、噺家が多少のアレンジをすることもあるのでしょうが、これはアレンジしすぎというか・・・(笑) そもそも題名と合ってないし・・・。素人なもので、そこがよくわかりません。 知り合いに「あれは『寝床』だったよ」と教えてしまってよいのでしょうか?どうかご教示ください。
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間違いなく『寝床』です 蔵の中まで追いかけて義太夫を聞かせる物は,長い時間がある時に語る話なので,時間がない時はその部分を省略してしまう事があるようです。 先代の桂文楽はその部分を残しているCDが少なく,普通は,オチの寝床で終わってしまいます。でも,それでも文楽の話はとても面白いです。 志ん朝の落語は現在の落語界では最高峰というぐらい完成されてました。 まったく,惜しい人が亡くなりましたね。 今面白い落語家は,柳家小三次と個人的には思ってます
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- TK0318
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私も素人ですが・・・ 古典落語って話が続いているケースもあるようです。 本で読んだので詳しいのは忘れましたがそこでは大家と店子が花見に行く話で花見にいき質の悪い宴会の食べ物でいろいろ言って終わるケースが紹介されていたのですが最後に「別のケースではこの後話が続き店子達が周りの花見客の食べ物や酒を取り始める・・・(長くなるので略)」と書いてありました。 話によっては複数あるのかもしれません。
お礼
質問して、ほんとにすぐに回答いただけてビックリしました。ありがとうございます。 いくつかバージョンがある場合があるのですね。「饅頭こわい」にも江戸版と上方版があるようですが、そんな感じなのでしょうか。 私の記憶している噺は、あまりに最後がどたばたしているので、「ほんとかな、これ?」と我ながら少々不安です(笑) まだ、あまりに時間がたっていないので、もう少し待たせていただきます。
お礼
NO1の方にお礼を書いている間にもうお一方!!!私の質問史上(たいしてないけど)初めてのことです!感激です。お2人ともありがとうございます。 蔵まで追いかけてうたう、という噺もあるのですか。納得です。たしか、蔵の窓(上のほうに開いてるアレ)にはしごをかけて、顔を覗かせてうたっていたような気もします。もう、おかしくておかしくて。今これを書きつつも顔が笑えてきます(笑) また、落語を聞きに行きたくなってきました。私は全然詳しくないのですが(こんな質問しているくらいだし)花録(今CM出てますね)も以前面白かったです。あと、喜久蔵も面白かったです。笑点だけじゃわからないものだなー、と思いました。あ、二人の噺家の漢字表記は自信ないです。違ったらごめんなさい。