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文学の才能とは?
有名な詩人や過去の詩人あるいは 表現の素晴らしい作家などは、なぜ あのような素晴らしい文や詩が作れるのでしょうか? 例えば歌手の井上陽水さんや私の好きな椎名林檎さん などは語呂合わせで思いつた詩を繋げてるだけと 言っていましたが作家の人たちも深く考えないで語呂 合わせの様に思いついた言葉を繋げてるだけなので しょうか??
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興味深い質問ですね。 世間には歌がうまい人、絵がうまい人、楽器を 演奏するのがうまい人などそれぞれ得意なものが あると思うのですが、私は得意なもの= 自分を表現するものだと考えます。 簡単なことに置き換えれば、ステキな笑顔を作ること も1つの才能だと思います。もちろん笑うことは 誰にでもできますが、人の心を動かすくらいの 笑顔を作るのは簡単なことではありません。 心から溢れる感情が笑顔になり、それが人の心に 響いたとき、笑顔もまた1つの才能になるのでは ないでしょうか。 過去に名作を残した作家や、現代の作家も まずは文章を書くこと、言葉を紡ぎだすことが その人にとって一番自然な自分の感情を表す 方法だったのだと思います。また、その人たちに とっての「言葉」とは、笑顔と同じように何も考えず とも溢れてくるものだったのでしょう。 しかしながら、その素晴らしいと言われる才能も 必ずしも万人に受けるとは限らないと思います。 椎名林檎さんの歌詞はとても深いものだと感じます が、理解できるかと言えばできないし、私にとっては ただ難しい言葉を繋ぎ合わせているだけとも 取れてしまいます。それでも林檎さんにとっては それが自己表現の手段なので、理解されるか されないかは別の次元なのだと思います。 分かってもらえる人だけに分かってもらえれば 良いのではないでしょうか。 つまり究極の自己表現が才能なのだと思います。
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詩人と作家は違うと思いますが(違う、とフランソワーズ・サガンさんは語っています)、作家ですと、私が対談記事などで読んだことがあるのは、 だいぶ前の話なので最近は知りませんが、 山田詠美さん ⇒あまり推敲はしない。ただし遅筆。 よしもとばななさん ⇒お父さんの吉本隆明さんによると相当文章を練っている。これが分からない人はよほど不慣れな人だ、と。 私は軽く書いてるのかと思ってましたよ(笑)、私は「不慣れな人」なんですね(笑)。 村上春樹さん ⇒何度か書き直します。 書き終えたものは奥様の陽子さんがまず読みます。 奥様の意見によってラストが変わった作品もあるらしい。 というわけで、すんなり書く人と、推敲を重ねる人といるようです。 なんとなく、推敲する人のほうが多そうな気がしますが。 特に長編なんかになったら、全体のバランスも見ないといけないのだろうし、直しを入れるでしょう。 細かく見れば違いがあるにせよ、詩人や作家は言葉を使うのが得意な人たちでしょう。 足が速いとか、歌が上手い、いい声とかと同じように。 でも技術というのもあるようですよ。 ばななさんは「あの頃の私にはそれを書ききる技術がなかった。今ならもう少しなんとかなると思うんだけど」みたいなことを語っていました。 そのへんは、書いていくうちに発達するものなのでしょう。
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回答ありがとうございます。 遅れて申し訳ありません。 そうですね、長編小説の場合かなり練る必要が あるでしょうね。 色々場面を想像したりしてると面白いですし。 夏目漱石や芥川龍之介は、やはり天才的な作家 だと思いますね。
- 安房 与太郎(@bilda)
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わたしは、数年前から、つぎのように考えています。 Aさんに理解できて、Bさんに理解できないような文章ではなくて、 誰にも同じイメージが伝わることが大切ではないでしょうか。 われわれは、誰でも知っている言葉で、他人に伝えようとしています。 わざわざ知らない言葉を探しだして、語ろうとはしません。 それには、つぎのようなルールが存在するはずです。 朝食は、ありあわせの材料を、思いつくままに並べたように見えても、 牛乳を温めるかどうか、卵を茹でるか焼くか掻きまぜるか、さまざまの 組合せを、さりげなく選んでいるはずです。 いつもの朝食は、さわやかな詩のようなものだと思います。 昼食を短歌だとすれば、三時のおやつは俳句ですね。 もりだくさんの晩餐は、長編小説ではないでしょうか。 そこで、わたしの風変わりな体験をご紹介しましょう。 かつて、ポスターのヘッド・コピー(十字)に迷ったとき、すべての キーワードは、辞書のどこかに載っているはずだ、と思いつきました。 そして《広辞苑》の見出しに、すべて目を通してみたのです。 一分間一ページあたり、一時間に六〇ページ、一日八時間で480頁、 ついに全2400ページを五日間で読破(!?)しました。
お礼
遅れて申し訳ありません。 回答ありがとうございます。 確かに誰にも分かるような詩も大切だと思いますね。 しかし、それでは文学的には色々想像出来なくてダメ だとは言いませんが奥の深い詩よりかは下の評価に なるのではないのでしょうか?? とは言っても確かに難しいだけじゃなく分かりやす い詩なども大切だとは私も思います。
- looklook
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幼少の頃の養われた感受性によるんでしょうね。 親がどう育てたかとか、環境(良かれ悪かれ)によるんじゃないでしょうか >語呂合わせで思いつた詩を繋げてるだけと ↑なるほど、言われてみればそんな気も。 有名だけど、自分的には全然良いと思えない詩人もいますよね。
お礼
回答ありがとうございました
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、そうですね。 林檎さんも語呂合わせで作った詩だけども 結果的には自分の言いたい事が言えている。 と言ってましたし林檎さんと同様に 著名な作家や詩人の方も考えずとも自然に言葉 が思いつくのかもしれないですね。 参考になりました。ありがとうございました。