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表現のうまい文章の小説を教えて!
最近、どの小説を読んでいても、説明文でうんざりさせられてしまいます。 それなら詩とか俳句とかを読め!といわれそうですが、違うのです。 広告のキャッチフレーズ集とか、グルメな表現文の本などを読んでからというもの、小説の説明描写は想像がいちいち断ち切られて、何が言いたいのかわからないうちに物語にも心が離れてしまうのです。 ただ当たり前のことを、気持ちよく感じさせてほしいのです。ファンタジーでも、ドキドキさせてくれるなら読みたいです(でもミヒャエル・エンデとかハリー・ポッターとかまるでダメ。かろうじてロードス島)。 今までで、表現が良かったと思う小説の作家は、田中芳樹と吉本ばななです。 一人称の小説やブログは読みやすいですが、そういう意味ではなく、一行一行をじっくり味わえる文章を読みたいです。 よろしくお願いいたします。
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梨木香歩さん、いかがでしょう? 「西の魔女が死んだ」で有名ですが、「からくりかさくさ」や「家守綺譚」も面白いですよ。 よしもとさんは、独特の表現がいいですよね。
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西尾維新さんの刀語(かたながたり)がおすすめです! 全12巻で、何巻だったか忘れてしまったのですが、半ばごろの「凍空こなゆき」の出てくる巻と、最終巻(あるいは最後から2番目?)に、感動的な空気の会話シーンがあります。
- sugaryouka
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荻原規子さんはいかがでしょうか? 勾玉三部作「空色勾玉」「白鳥異伝」「薄紅天女」などは 本当に素晴らしいと作品だと思います。 日本の神話をベースに書かれている作品ですが、 難しいものではなく、温かい中にもひやりと心に迫る鋭さに ドキドキして、続きが気になり私のときは長い作品なのですが ほぼ、ノンストップでした(笑) 荻原さん・ブログ http://andante-d.way-nifty.com/blog/ 試しに呼んでみてください。萩原さん自身もとても魅力的な方ですよ。
お礼
荻原規子さんは本屋によっては児童書コーナーとかにあるんですね。 図書館には「樹上のゆりかご」しかなくって、読んでみたのですが、一人称の形があまり好きではないです。 小説の良さって一人称の部分で大きく左右されますよね。 全文一人称の作品でいうと、乙一さんの淡々と突き放した一人称、村上龍さんののめり込むと止まらない一人称、藤本ひとみさんのボケ突っ込み一人称、などと大きく作家性が出るのかもしれません。 「樹上のゆりかご」ではそれがはっきり分からず、物語も分からず、主人公にちょっとイライラしてしまいました。 表現とか一人称に重きがあると、物語の方がぼんやりとしてしまいやすいのかもしれません。吉本ばななさんの作品も夢うつつな所はどの作品も似てますし。 オススメの勾玉三部作に行ってみることにします。 他の作品も、もう少し根気強く付き合うと好きになれるかもしれません。 ありがとうございました!
お礼
(ご返信遅れてすみません。 光に変更~♪ …ふぅ、手間ばかりかかった…。) 梨木香歩さん、気になってました。 「西の魔女が死んだ」は映画にもなってますね。 図書館で250人も借りてて今もまだ貸し出し中。 なので「エンジェル エンジェル エンジェル」を借りてみました。 文章とか漢字を古くしているので読みにくかった~。 時々ドキッとするような文とかセリフとか出てくるし、スローペースでじっくり表現しているのは面白いです。 ストーリー的にはぼんやりしすぎている気がします。 今度また他の作品を読んでみます。ありがとうございましたっ!