問われている設問状況(和訳中心なのか、論述や要約説明なのか、内容理解を記号などで選択する択一形式問題なのかなど・・・。でも普通はこれらの混合問題であることが多いと思われます。)
で、読み方は違ってくると思われます。
が、cablecableさんがここで問われているのは、ある程度骨のある論説文を読み進める場合だと思われますので、
設問の形式にもよりますが、
「下線部を和訳せよ」が3つくらいだけの問題だと、#1さんが仰るような形で大雑把に内容を把握しようとつとめてから、下線部の前後を中心に読み込みつつ、きちんと和訳作業に入ると思います。
「~の指すものを明示せよ・和訳せよ・内容に当てはまるものを選べ」などのような混合問題なら、
結局のところは全文を読まないといけないなぁと思います。
ただ、頭の中では次のようなことを行うかと思います。自分の感覚だけの回答になってしまいますが・・・。
#1さんの仰るとおり、設問をしっかり読んだ上で、通常、序論に当たる第1段落で、何が提起されているかをしっかりとらえます。序論は、提起内容を確実に把握するために、きっちり最後まで読むのが普通はいいのでは?と思えます。
次に本論に当たる段落が、複数ある場合があるので、どこまでが、本論の展開が行われているのか、skimします。代表的には次のような展開があると思われるのですが・・・。どれに該当するのかを、大まかに、時間をかけずに見分けておく作業を行っておくのがよいかなぁと思われます。
・順序に従った論理展開(first, first of all,secondly, next, then, finally, lastly, besides, furthermore, moreover, In additionなどの語句に注意または、チェックしてみる)
・順接→逆接つながり(Yet, However, On the other hand, But, still, otherwise, In contrast, may~but, True~but, While~, Though~など逆接の意味を持つ副詞や接続詞を見つけ、そこに注意するまたはズバッと切っておく)
・時系列つながり(過去→現状など、時間を追って展開しているか、転換するところでズバッと切っておく)
・例証によって展開(that is, that is to say, in other words, for exampleなど、各例を複数に渡って表しているかをさがし、何らかの対応マークをつける)
・種別・国別・人物別に複数列挙し展開(二~三者を、並列されているかを見分け、何らかの対応マークをつける)
など、ほかにも本論の展開の仕方はあると思いますが、どんな展開をしているかをまず曖昧でもいいので、自分なりにどんなパターンなのかを見分けておくと、同じ最初から読み進めるのでも、結果が違ってくるのではないかと思われます。
どこまでが結論につながる本論なのかを感じ取る上記の作業には、それほど時間はかからないと思います。
本論の終盤の語句でみられるのは、結論につなげるための作者の主張的かつ、かなり限定的で意味の強い語句が一般的に使われると思われます。
must, should, need, have to, if節, without, unless, One of the 複数名詞 is ~, 最上級や比較級などの強意表現, not only ~ but ・・・などの列挙表現, It is ~ that(強調構文), This is ~ ,This means ~などが相当すると思われます。
また結論に当たる部分は、比較的次のような結果を表すような語句が使われてくるのではないかと思われます。
in short, in brief, so, therefore, accordingly,
thus, consequently, as a result, for this reason など
このような語句をskimして何らかの注意を払っておけば、文の構成にまで、目を向けられ、少しずつですが余裕が出てくる気がします。
ここまでを短時間にすませ、問いになっているところに注意しながら、後ろから返ることなく、左から右読みで読んでいくのがよいと思われます。#2さんのように自己流で区切っていくのもいいのではと思います。
ここからは#3さんが仰るように、主述重視、特に述語をしっかり見つけていくことだと思います。それでも詰まるような構造の文は、当然のことながら、じっくりと解釈します。
わからない単語は必ずありますが、
先述のように、文のパターンを大まかに見分けることになれると、その単語が、たとえばの話ですが、<肯定的な流れの中なのか?><否定的な流れの中で使われているのか?>によって推測がつく場合もあると思います。
また、近くで使われている形容詞・副詞などがわかれば、その意味が、たとえば<明るい意味なのか?><暗い意味なのか?>で、動詞・名詞などは推測できる場合もあると思われます。
「>推測しろ」といわれてもなかなかぴんと来ないのはホントよくわかります。
このような押しつけがましい回答になってしまいましたが、ほんの個人的な一例だと思って、使える部分があったら参考にされてください。
ただ、#3さんが仰るように
これらのことは、数多く、しかも、地道な精読活動を続けることが先決だと思います。
こことここを読め!という学校的な指導?のものが先だと、行き詰まる気がします。とにかく一日一文を読み続ける!などの意気込みが最大の武器になると思われます。まずは、時間をかけるのがよいのではとおもいます。
何となくですが、cablecableさんのように真剣に、自分と向き合って、省みることができるかたであれば、当然の事ながら、暗記・読解などinputだけに偏るのではなく、作文・会話などoutputもバランスよく取り組む方が、あとあと、inputの力アップにも多大な貢献をしているとすぐ気づかれると思います。
長くなりました・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 はい、たぶん目指していたのはその「スラッシュ読み」でした。 日本語に訳さず英語のまま理解するまでには大変な努力が必要だと思いますがチャレンジしてみます。