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受験英語とは無縁な、Non-Nativeのための英文読解法(速読法)は存在するか?

タイトル通りなのですが、受験英語とは無縁な、Non-Nativeのための英文読解法(速読法)というものは存在するのでしょうか? 現在、受験英語では「パラグラフ・リーディング」・「スラッシュ・リーディング」さらには「ロジカル・リーディング」など声高に英文読解法(速読法)が叫ばれています。 これらの読解法は、設問解答速度・正答率を上げる、ということについては一定の評価ができるかもしれませんが、懐疑的な意見も多く、私もどちらかというと、そっちよりの考えです。 そもそも本来は、パラグラフ・リーディングというのは、ゆっくりならどんな文章でもほとんど読め、理解する事ができるnative-speakerが、その速度を上げるものであって、それをNon-Nativeである私たちが、そのままの形で習得できるとは思いません。 それに欧米では、小学生の作文の授業でいわゆる「パラグラフ・ライティング」を先にみっちり習得させられるらしいのですが、これも日本人の私たちのほとんどには馴染みの無いものです。 そこで、質問なのですが、Non-Nativeである私たち日本人にとって効果的な英文読解法(速読法)というものは存在するのでしょうか? やはり、多読・精読・素読・暗唱等を繰り返して、慣れによって英文を読む単純スピードを上げるしか方法は無いのでしょうか?

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  • genmai59
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回答No.3

スラッシュリーディングというのは、英文をいちいち日本語に訳さずに英文のまま理解するための訓練だと思います。つまり、ネイティブと同じ方法で英文を読むための練習方法ですね。速読のためのテクニックではなく、本当の意味で速く正確に読めるようになるための練習方法です。 他の読解方法は知りませんが、名前から、恐らく「よく理解できない英文から、何とか意味をくみ取ろうとするテクニック」だろうと思います。 どうも、「ノンネイティブだから、英文はよくわからない。だから速読のテクニックが必要だ」という思いこみを持っておられるように思います。そういう考えを懐疑的に思っておられるのでしたら、それが正解でしょう。 ネイティブであろうが、ノンネイティブであろうが、文章は読み慣れなければ読めるようにはなりません。日本人が日本語を読む場合でも、本も新聞もろくに読まない人は、読む速度が遅いだけでなく、意味も正確に理解できないことが、多いようです。だからこそ、大学受験や就職試験の国語の読解テストで、「この文章の意味としてもっともふさわしいものは、次のうちどれか」といった問題がでるわけです。 それから、英語を読み慣れることは、実際にはそれほど大変なことではありません。もちろん、数週間とか数か月で劇的に進歩するほど簡単でもありませんが。基礎的な文法力や単語力の素地がある人が、それなりに取り組めば、半年から1年くらいでけっこう進歩は感じられると思いますよ。次のようなサイトを参考にしてみられてはいかがでしょうか。 http://www.seg.co.jp/sss/ 上記サイトは、苦労せずに読めるレベルのごく簡単な英文を大量に読むことで力をつけようとするものですが、私は、スラッシュリーディングなどを一生懸命やるよりも、むしろ効果があるように思います。 多読・精読。素読・暗誦しか方法がないというよりも、そうやって英語力をつけていけば、ノンネイティブでも正確に速く意味を理解することができるようになるのに、なぜムダなテクニックを覚えようとするのかなと思います。もちろん、ある程度の学習時間は必要ですが、これは大学受験でも効力を発揮するし、その後の人生でもずっと役に立っていきます。

kaymat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました!! >多読・精読。素読・暗誦しか方法がないというよりも、そうやって英語力をつけていけば、ノンネイティブでも正確に速く意味を理解することができるようになる・・・ 貴重なアドバイス、ありがとうございます。自分の英語学習法が間違ってないと再確認できました。多読・精読・素読・暗唱は方法だけでなく、名前も地味で、「パラグラフ・リーディング」なんて聞くと名前でちょっとびびってしまいます(苦笑) でも結局、英語に限らず、外国語の習得、というものは非常に困難なトレーニングで所謂「学問に王道なし」という事なのかもしれませんね。

その他の回答 (3)

noname#111031
noname#111031
回答No.4

私は、”受験英語”なるものの存在を認めない者です。英語は飽くまでも”英語”です。日本語の文章でも日常読んでいる軽い内容のものは逸れこそ、斜め読み、すっ飛ばし読みで書かれている内容を掴むことができますね。これは長年の馴れによるものです。多少硬い内容でも、何とかなりますね。しかし、哲学、医学、物理学などの論文などは一般の人には手におえないと思いますが、それぞれの専門家にとってはどう言うことも無い場合があります。即ち、読みなれているし内容に一定の知識を持っているからです。 英語やその他の外国語の文章を読むのでも、その書かれている内容  を理解できない、早く読めない場合は、先ずは、使われている言語の学び方が不足しているとか、書かれているない様に関しての知識が不足しているなど色々な要素が考えられます。 私は自分が興味/知識を持っているものしか読みませんので、それ以外の内容の文章はそれこそどうにもなりません。これは、ネイティーヴでも同じような状況と思いますよ。

kaymat
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます♪♪ 私は英語の習得の目的は(当面は)多種多様な情報を手に入れる手段、と考えているので、基本的に「自分が知らない」内容の英文を読むんですよね。このような英文を飛ばし読みするのは、私も非常に抵抗があります。 的確なご回答、ありがとうございました。

noname#37852
noname#37852
回答No.2

「スラッシュ・リーディング」はそもそも受験英語用なのですか? 私は大学受験しなかったので(大学に行かなかったので)大学受験的な英語事情は知りません。 とりあえず何でもいいから読んでいたら、結果的にそんな感じになりました。ただ単に前から読んでいただけなんですけど。 だいぶ後で「はあ、これはスラッシュ・リーディングてものに近いらしい」と知った次第です。 パラグラフ・リーディングというのは知りませんでした。 こういうのですか? (パラグラフ・ライティングはほんの少し教わったことがありますので、こういう説明を読めば理解できますが、構造的なことは・・・) http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-kite/reading-method2.htm http://members.at.infoseek.co.jp/tomo_eigo/PReading.htm http://hb8.seikyou.ne.jp/home/amtrs/pararead.html 結局は、多読・精読、慣れだろうと思いますが・・・・。 日本語の本だって、日頃から読書している人とそうでない人だったら読むスピードが違いますよね、たぶん。

kaymat
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます☆ やはり、『慣れ』って事になるんですね。 スラッシュ・リーディングについては、「多読・精読を繰り返す事によって単語1語1語ずつ読むのではなく、1度に把握できる単語数が増えて、まとまりごとに英文の内容を理解できるようになる」というのは、もちろん正しいと思いますが、その読み方をちょこっと教えたら誰でもそのような読み方ができるようになる・・・といったような教え方が「スラッシュ・リーディング」を説明した教本に載っていたので、それは違うのではないかと考えた次第でした。

  • ANASTASIAK
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回答No.1

お答えします。 速読法の要諦ははしょるということです。同じ行を2度読まないと かまとめて3行読むとか眼球運動を常にフォワードに保つとかなど のテクニックで通常の読書よりも「時間を稼ぐ」というだけのもの で、おのずと理解は浅くなります。 しかし、膨大な文書を毎日処理しなければならない人や試験問題を 時間内に多く解かなくてはならない学生にとっては、これをマスタ ーすれば人にぬきんでると思いがちです。そういう要求があるため に書店には様々な速読テクニックの本があります。人はそんなこと ができたらいいなと誰しも思っているので購買心をそそるわけです。 私はこのテクニックについて懐疑的ですが、スローリーディングの 効用についての紀要をまとめるにあたりさらにその確信を深くしま した。結局速く読むのではなく、速く理解することが肝要です。 理解が浅いまま文章の最後まで早く達しても結局2度読むことになり ます。アメリカのケネディ大統領も速読の誘惑に取りつかれ、さまざ まなインストラクターの元でこのテクニックを習得しようと努力しま した。しかし、ケネディは結局これを習得することを放棄しました。 ものごとには必ず両面があります。いいことづくめではありません。

kaymat
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 ケネディ大統領の話は、とても興味深かったです。 理解が浅いまま読み進めても結局2度読むことになる、とのご意見は、その通りだと思いました。 どうもありがとうございました。

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