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「貴様」は、丁寧語ですか、蔑称ですか。
相手から「きさま!」といわれると ばかにされているようで怒ってしまうのですが、 「貴様」と漢字にすると敬われている気がします。 「貴様と俺とは同期の桜」という歌がありましたが、 これは、同等のイメージがあります。 時代によって意味がちがってきたのですが、 現代では、蔑称に近いのでしょうか? よろしくお願いします。
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「貴様」という表現は、もともとは 中世末から近世初期へかけて、武家の書簡などで 二人称の代名詞として用いられたのが始まり。 その後、一般語として男女ともに用いるようになったもの。 使われ始めたころは、まだ武家が力を持っていたことから 尊敬の意を含めて用いられていた。 時代が変わって武家が力を持たなくなると、蔑む意を持つように なった。 ・・・みたいなことが下記リンクに記されていますね。
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余談を挟むようですが、「テメー」なんてのもまた、今では喧嘩言葉ですが、元々はほぼ同格の人に対して使う丁寧な呼びかけの「お手前」から出た言葉。しかもこの「手前」、自分を表す場合にも「手前ども」などと使われてなかなかややこしいものです。 そう言えば、「お前」も元々は「お手前」から変化したもので、同格かそれ以下の者に一応の心遣いを込めた言い方でしょう。それが「オメー」になってしまうと、なんだその言い方はともう喧嘩沙汰。
- shigure136
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「貴様」今でこそ相手を罵る言葉になっていますが、近世中期までは目上于の相手に対する敬称だったのです。 ところが、それ以降は同輩、または同輩以下に対して男子が用いる二人称となり、今のように相手を罵る言葉になってしまいました。 「貴様と俺とは同期の桜」と歌われていた時代が「貴様」の一番よき時代だったのかもしれません。
- ok2ok
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昔は尊敬語でしたが、現在は蔑称ですね。 たぶん、敬語である「貴様」という言葉を、皮肉につかうようになって、いつの間にか蔑称になったのでしょう。 「おまえ」(御前)も同様ですね。
- bazz11
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こんにちは 早速ですが、、、 確か2つの意味があったような気がします。 1)同等の立場で用いる 2)尊敬語 ただし、2)の尊敬語は今はほとんど使用しないですよね(^-^;)