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ヘーゲルが社会にどう影響したのか
ヘーゲルの弁証法のことは理解したのですが、 それがどう社会に影響したのかがわかりません。 共産主義革命のスローガンになったとは どういったことですか? どなたか教えてくださいっ!!
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マルクスは、ヘーゲルの弁証法を 正(定立):現在(といっても19世紀当時の)の資本主義社会 反(反定立):現在(同上)の社会問題。労働者の搾取 合(統合):共産主義社会 ととらえました。弁証法では、社会は種が芽を出し花が咲くように、自然に「進化」するものととらえています。これを共産主義者に言わせれば、様々な問題を抱える現代社会が、その問題を解決しようとして「共産主義社会」に「進化」するのは弁証法の考えに沿った当然の流れ。というわけで、これを共産主義革命のスローガンとしたのです。 >どう社会に影響したか 1.上記の通り、共産主義の精神的支柱となりました。 2.そして、実際共産主義国家が成立したり、そうでない国でも労働者の権利を確立する立場の、様々な思想や運動が起こりました。 3.弁証法を批判する立場でも、実存主義など、哲学的にあらたな潮流を生みました。 こんな感じでしょうか。
お礼
回答ありがとうございます。 とてもわかりやすかったです!!