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バッハの平均率の勉強について
僕は音大を卒業して1年になります。今まで平均率は試験の課題曲として弾いてきたのも合わせて12,3曲勉強しましたが、多声的な感覚や、和音のバランス感覚をみがくために、来年から平均率を練習の中に数曲入れていこうと思っています。平均率を勉強するに際してみなさんはどういった練習をされましたか?例えば1声づつ練習など。ただ通り過ぎるのではなく音楽的な成長につながる考え方などお持ちでしたら回答お願いいたします。
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素人ですので参考になることは書けませんが雑談という程度に読んでください。 下記のサイトは園田高弘さんがバッハの二声と三声のインベンション及び 平均律クラヴィア曲集について書かれているものです。 ご質問の趣旨とは内容が少し違いますが,演奏家の苦心(研究)が 私には伝わってきました。 大学で学習済みの内容かも知れませんが載せておきます。 http://www.music.co.jp/~evica/lecture/lecture9.html 平均律は調べてみると5声のフーガもあるのですね。 鍵盤楽器を学ぶ人にはバイブルのように言われる曲集ですが, 作曲を学ぶ人にとってもそうだろうと思います。
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- silitagali
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運転中のバックグラウンドミュージック用にと 偶然Andras Schiff の平均律のCDに出会いました。 私が嬉しい時は 共に喜び 私が哀しい時は慰めてくれる 正に心の友です。 特に第2巻は、喜怒哀楽に満ち満ちているように 思われます。 動かない指で少しずつ楽譜をなぞって弾いてみました。 Schiff とは似ても似つかない超スローな音の列で しかも だんだん弾いているうちに 曲の感じ方も CDとは別のものになってきていますが、 Bach は 私を慰めてくれているんだ!と 確実に感じています。 声部の重なり方やら バランスやら 指使いやら 勉強すればいいのでしょうが どうやら私の平均律は 練習の対象ではなく 感情表現の場のようです。 (聞いている人は一人もいません!) 何時の日か 一度でいいから チェンバロやオルガンで試してみたいと思っています。 ずいぶん違って聞えるでしょうね。 つい 「平均律」と 変換してしまいました。 本当は 「平均率」ですか?
お礼
とてもすばらしい意見だと思います。僕らのように本格的にピアノに取り組んでいる者は間違えずに弾くためにテクニックばかりに目がいったり、曲を暗譜することなどにとらわれて音楽本来のよさ(心を慰めてくれるとか)を忘れてしまうこともありますが、やはり一番大切なことはそこだと思います。僕も2巻は大好きです。平均律の文字間違ってますね。ごめんなさい
お礼
ありがとうございます。園田高弘さんの意見はとても興味深いですね。おっしゃる通り平均律はバイブルのようなものと思います。ショパンも生涯を通してずっと平均律の研究をしていたそうですし、多くのピアノの巨匠も平均律の勉強を通して音楽がわかったというエピソードも数多くあります。僕も今年は少し腰をすえてこの曲集を勉強したいですね。