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作曲の勉強法について
- ピアノ・ソロの作曲を勉強しています。最近は一歩進んだ作曲がしたいですが、和音の続きがうまくできず悩んでいます。
- フランスのドビュッシーのような印象や子供の作品になってしまい、憧れの繊細な曲を作りたいと思っていますが、難しいです。
- 楽典の学習やコードの把握が必要だと感じています。適切な参考書籍や練習法、練習曲を教えてください。
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こんにちは! >やはり楽典をきちんとやって、調やコードを把握してないと高みには上れないのでしょうか?適切な参考書籍や練習法、練習曲を教えてください・・と言う事ですね。 私も演奏はしますが専門でない(音大の知識程度)のでよくわかりませんが 以前私の友人(名前は伏せますが、20数年前にある女性演歌歌手の作曲を作りそれが知らない人はいないくらい全国で大ヒット、今でもカラオケとかでは定番曲くらいに超有名になりました)は、やはり作曲は素人でしたが 「長谷川 和夫:大和声楽教程」という本で徹底的に、幼稚園などで昔あった足踏み式オルガンを使って「和音構成;和声学」を理解した、と言ってました。 やはり作曲は旋律も大切ですが、和声の動き(できれば耳の中で動きがわかるのが理想でしょうね。ある程度の絶対音感)が「かなめ」と存じます。 質問者さんの場合はかなりおやりになってるので、慌てられずゆっくりと固められたら如何でしょうか?答えになりませんが、質問者さんの情熱に打たれましたので・・・
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- tattom55
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>ポリフォニーとは悲愴第3楽章の左手や、パッヘルベルカノンのようなものですか? じぇんじぇん違うよー。フーガだよん。まずはインヴェンションからだろうけどいずれはフーガの勉強もしなくちゃね。カノンはポリフォニーのひとつだけどもっと複雑なもの。悲愴の左手は単なる分散和音。パッヘルベルのカノンはピアノで弾く価値なし。 リストの狂詩曲は楽譜見たの? かなりハードだよ。 作曲の勉強としてはまずは和声、その後で対位法って感じかな。古典的な響きが好きみたいだから大まかなところ(和声学全体の1/3程度?)でまず一段落だと思う。そんなにキツくはない。
お礼
貴重なアドバイスありがとうございました!。和声学3分の位1程度ですね。tryしてみます。 リスト狂詩曲は本物を見せてもらいました。少し習ったことがある6番をYAMAHAの店頭で弾いたんですけど、頑張れば行けそうだな。と思いました。トンプソン編曲の1声足りない6番バージョンは子供のときに(中学)レッスンしていて、難しそうではあるけど思い出したあとは変調と指広げだけでいいのかなあ、くらいに思いました。やはり本物は響きが綺麗ですよね。だけどたしかに練習のたびにぐったりしていたような。2番ならピアノピースで見つかるのですが、一冊買うの恥ずかしいなあ。あらぬ疑いをかけられたりするし。 リストやショパン教えてくれていた方のピアノの先生が「貴方にはインベンションは要らない」と漏らしたことがあるのですが、ここで皆が言うから小遣いはたいて一冊買います。但し平均律ね。 悲愴第3はフーガじゃないんですね。どうやってアルペジオと見分ければいいんだろう。第2左手はメロディーなぞって途中から繋留音つかって2声に分かれて中頃は和音伴奏ですよね。 カノンは多分4声で(全音ピース版)難しいんですけど、価値無いですかね?かなーり綺麗ですよ^0^。無理な運指で指崩しそうだけど。 対位法は…どんなのなのかわからなくて(すみません。楽典やってなくて…)それの参考書籍はありますか?
- tattom55
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ごめん、本のタイトル間違えてました。 ヒンデミット「音楽家の基礎練習」(音楽之友社)でした。 作曲の技法を学ぶための本ではないけれどたぶん今のあなたに必要な本だと思うので紹介しました。 作曲の本はいっぱい出ているけどオレのまわりでは伊福部昭の「管弦楽法」が圧倒的支持を受けています。だけどピアノでの作曲に限定するのなら安く手に入る本を2、3冊読めば充分でしょう。それよりも一生かけても弾ききれないほどある古今の名曲を本当の意味で「モノにする」のが一番の勉強だと思います。 ポリフォニーの勉強、それも机の上だけではない勉強は絶対必要だし様々な作曲技術を学べるはずです。是非「平均律」までは到達してください。 ツェルニーの中では50番が一番まとまった名曲集ですよ。伴奏形の勉強にもなると思います。 どの練習曲を使うにせよ練習曲を使わないにせよ、たくさんの曲に出会うことが和声や伴奏音形の勉強になるはずです。経験を積んでいけば自然に身に付くことっていっぱいあるよね。頑張って!
お礼
本当にありがとうございました!!! ヒンデミット『音楽家の起訴練習』(音楽之友社)じゃなかった。 (すみません、変換が面白かったのでこのまま載せます。何を起訴するんだ?) ヒンデミット『音楽家の基礎練習』(音楽之友社)探してみます。 ポリフォニーとは悲愴第3楽章の左手や、パッヘルベルカノンのようなものですか?クレイダーマン・アルペジオではまだホモフォニーでしょうか?悲愴はなんとかなりましたがカノンは難しいです。右と左で鍵盤が重なり合う部分とか。それもチェルニー50番に載っていますか? 50番は60番が終わってみてチャレンジしてみますね。 子供向けバイエルの伴奏や中学の音楽の授業で使った『コーラスフレンズ』等の伴奏付合唱楽譜も勉強になりますね。低音が苦手なので楽しいです!!! 名曲は…練習嫌いだなあ。弾きづらい曲とか多いし。 思わずシューベルト即興曲op94-3のような響きや、ワイマンの『銀波』のような響きに没頭してしまうので、苦手を克服するのにはリストが大人な響きなのかな、と思っていました(^^;)ロマンばかりじゃなくて、古典のエチュードとか必要ですよね。チェルニー探してみますね。
- jung_taro
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補足に対して回答いたします。 「耳コピ」に関して、『パリは燃えているか』の「楽器が変わるところ」という部分ですが、どの部分かは想像できます。 しかし、ご質問者様は「正解」にこだわりすぎていらっしゃるように思えます。ご自身でこれで良いと思われればそれが正解と考える奔放さもあっても良いのではないかと考えます。 私ならこうしますという技術や知識はあります。しかしながら、それはあえて書いても、ご質問者様がすぐ同じ壁にぶつかってしまうのではないかと想像してしまいます。まずは自由にやってみましょう。できるできないなど考えず、自分の表現とは何か、自分の定義する「美」や「芸術」とは何か、自信を持ってください。 同じような傾向が参考書選びにも出ていると思うのです。 音楽ができるようになるのに決まった道筋などありません。 ツェルニー100番より後は独学で習得されたとのことですが、とてもご立派だと思います。そして、その後、いろいろと試行錯誤されておりますが、例えばバッハがご自身で「楽曲製作の勉強や和声の強化には少し弱いのかなあ」とお感じになられるのだって、人によっては間違いととられる方もいるかもしれませんが、私は多いに賛成です。(ちょっと語弊があるかもしれませんが…) なぜなら、ご質問者さまはそのようなご判断をされたわけですから、それでいいのだと思うのです。 (個人的にはバッハは必要だと思うのですが、そういうことを申し上げたいのではなく、)「○○が良いよ」といわれると吟味することなく○○に飛びついてしまう方は、私が見る限りで表現力が足りないなぁと感じることが多いです。 それならば、自分で必要ないなぁと思われるほうがよほど素晴らしいと思うのです。 クラシックで培った和声を壊したくないのなら、それはそれでご自身の意思、表現ですから結構なことです。今は調性のない曲など勉強しなくてもいいじゃないですか。しかし今後、ご自身で必要だなと考えるのなら、過去の価値観にとらわれないで果敢にチャレンジしてくださいね。 とにかく、今、ご自身がやりたいと思うことを熱心に研究研鑽を積めば、貴方にしかできない何かを得ることができると考えます。 それが音楽だと考えます。 (基礎もとても大事ですが、それは上記「何かを得ている」状態になっていれば、その過程で自然と「基礎を固めること」を選択していると思います。) ご質問者様の音楽的スキルはかなりもものであると思います。少なくとも私はご質問者様が今後、みんなの心に響く素敵な曲をお描きなられるであろうことを確信しております。どうぞがんばってください。
お礼
アドバイスありがとうございます! 『パリは萌えているか』じゃなかった、 (すみません。変換が面白かったのでこのまま載せます) 『パリは燃えているか』は、主旋律が弦に変わるところから苦手になります。とりあえずオクターブの同音を交互に弾く。所謂トレモロのバッテリー?でごまかしていますが、響きがおかしくなる!(-_-) 自由に弾きすぎて、音楽性を兼ね備えてないので、どうも高みに上れない。という質問だったのですが、そうですよね。人のメソッドばかりにとらわれ過ぎるとオリジナリティがなくなりますよね。 バイエル、チェルニー100とランゲ『花の歌』オースティン『アルプスの夕ばえ(あの、ホモフォニーですね)』辺りまでは基礎の先生 ダカン『かっこう』、ソナタ(主にモーツアルト)、ショパン『子犬のワルツ』やリスト『ハンガリアン狂詩曲 6番』、シューベルト『即興曲op 90-2』とメンデルスゾーン『道に迷って』クレイダーマン・ポップスなどは中学以降の先生に習いました。 14で受験でやめて以来、あとは独学です。バッハをやっていなかったのが確かに不安なのですが、指導する先生がいらっしゃらないのと、どういう分野か判らないし(かなり古典、くらいのイメージしかないので)『悲愴』第2楽章繋留音がまあまあ得意だからいっか。と逃げていました。 作曲や伴奏付け、楽典はやっていません。好きで弾いていて、専門の勉強をしていないので、テクニックがなく恥ずかしい限りなのですが・・・。 バッハはやはりやらなきゃならないかなー?探してみます。
- tattom55
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ヒンデミットが書いた「作曲家の基礎練習」(?)のような題名の本、いいですよ。今手元にないので不正確で申し訳ないのですが。邦訳も出ています。 勉強したレパートリーにバッハが入っていませんね。問題ですよ。作曲をする人がバッハなしでやっていけるとは思えません。 ピアノ弾きとしてもう1つ、ツェルニー50番が抜けているのもきになります。余計なおせっかいでしょうが。
お礼
ありがとうございました。ヒンデミットの「作曲家の基礎練習」探してみます。 バッハは殆どレッスンでやってませんが、平均律のフーガを見たところ、まあ、出来そうでした。やはり買って弾くべきだと思いますか?トライします。メンデルスゾーンの無言歌の4声『道に迷って』以来、複音声恐怖症です。 チェルニー100番は先生から指導を受けたのですが、あとは独学です。主観で申し訳ないのですが、100番の後半、手を拡げる訓練は出来ませんが、一部50番よりテクニカルに難しいように思ったのですが、50番は必須でしょうか?音楽性の薄いエチュードがどうしても嫌いで、先生に伺ったところ、チェルニーはモーツアルトや即興曲op90-2やラプソディーで代用しているとのこと。大人になり、みんなやってたらしいチェルニー40を焦って買ってみたのですが、単調で手をつけられませんでした。60番は弾いてみて旋律が美しいので独学で遊んでいます。速度記号無視すれば、何とかなるのですが…。
- jung_taro
- ベストアンサー率58% (25/43)
参考意見として回答させいていただきます。 適切な参考書籍や練習法、練習曲に関しまして、汎用的な正しい答えはないと思っております。 ご質問者様がやってみたいと思った参考書籍を習得され、 ご質問者様が弾いてみたいと思った曲を習得され、 その積み重ねこそが技術の重みであると考えます。 素敵だなと思うものにたくさん触れ、とことんなぜ素敵だと思うか研究すれば、理屈抜きで成長すると思います。 また、嫌いなものも、なぜ嫌いなのか、あえて嫌いなものに向き合ってみたり、 好きでも嫌いでもない興味のないものにでもなんでも関心を持ち、 今までなかった視点をたくさん持つことこそが最良の参考書かと思うのです。 音楽に限らず、芸術全般、そして文学、数学でもなんでもご自分の音楽の糧になると思って、興味を持っていただきたいです。 散歩ひとつとっても、今までに感じられなかった感性を以って、ひとつひとつが新鮮なものに見えてくる… そういった表現を音に代えるという視点も、是非考慮に入れていただければと思います。 あんまりに抽象的すぎて申し訳ございません。 しかし、それではご質問者様のご意向とは違ったままかもしれませんので、いろいろとご紹介をしたいと思います。あくまでこれが良いというものではありません。覗いてもらって興味があると思われるようでしたら、どうぞ…という程度のものとして捉えてください。 ・カプースチン「24の前奏曲」 全音出版から楽譜が、TRITONからCDが出ております。 音楽的語彙力を高めるのに良いピアノ曲集だと考えております。 曲も短く、さほど難しくないにもかかわらず、またクラシック譜と して出ておりますが、jazzをはじめいろんなジャンルのスタイルで 曲が描かれており、視野も広がるかと思います。 ・移調練習 ご自身でお気に入りの曲を調を変えて練習してみてください。 いろいろな和音の機能が見えてくるかと思います。 作曲をなさるなら必修と言っても過言でないかもしれません。 ・ご自身の好きな曲で楽譜になっていないものの採譜 作曲ではとにもかくにも、知識よりも耳の力が重要ですので、 たくさん採譜してください。採譜できないところは、どうしたって そのようなフレーズやコード進行は思い浮かぶ可能性がないという ことになります。 ある程度耳の力がついてきたら、音楽の友社などの信頼できる出版社 から出ている和声学の問題集など解いてみてください。 何の知識もなくてもある程度解けてしまっていると思います。 つまり、理論でなく耳で問題を解いている=これが真の音楽力であり、 ご質問者さまの望まれている力ではないかなと推測いたします。 長文失礼いたしました。少しでもご参考になればと存じます。
お礼
斬新なご意見をありがとうございました。 これまで児童合唱、中学ブラスバンドのコントラ、スネアドラム、小学ブラスバンドのアルトホルン程度。何れも県大会の銀賞程度で大したことはありません。 あとはピアノ。弾き始めて20年程度です。20年も長々続けている割には『耳で問題を解く』という感覚的な領域には未だ達しておらず、恥ずかしい限りなのですが…。教則本は、幼児の為のバイエル、チェルニー100、40、60、ブルグミュラー25、ピアノのテクニック、ソナチネ1、モーツアルトのソナタ集、ベートーベンのソナタ集、シューベルトの即興曲・楽興の時、ショパンのワルツ集、ノクターンをかじってまいりましたが、次は自分の指が無理なく広がる範囲でリストのハンガリアン狂詩曲をやろうと思っています(6番のトンプソン現代ピアノ教本版は中学時代習いました)。 ピアノは複旋律なので、作曲にはピアノで使った和声を適当にアレンジする程度でちょうど良いのかなと思ったのですが、やはり限界があって…。これといった『作曲の教則本』というものが書店で見つからず、バッハを勧められたくらいで、何をやってよいか判らなかったのです。バッハのインベンションや平均率は、複音楽の(悲愴の2楽章、3楽章のようなもの?)ようで、楽曲製作の勉強や和声の強化には少し弱いのかなあと思いました。 フランスを嫌うのは、自分自身、まだ和声が確立していない気がするからです。子供の頃から遊んできたクラッシックピアノの和声を崩したくないからです。ロシアや現代音楽にチャレンジできないのも同様の理由からです。(チャイコフスキーは好きですが)音大向けの楽典や和声をやったことがないので、この方法で合っているかは判らないのですが…。 かなり経験のある専門家のようなので、失礼ついでにもう1つ質問なのですが、所謂『耳コピ』について。今遊んでるのは『パリは燃えているか』なのですが、楽器が変わるところでピアノでは再現不能になります。弦楽重奏を譜面なしにピアノで再現できるようになるにはどうしたらよいのでしょうか?(特にメロディーでない部分)音質が違うので苦手で…やはり音叉を使った訓練や調声の復習が必要なのでしょうか?
お礼
ありがとうございました。全く情熱もないし、音楽の勉強やってもないんですよ。(^^;) はたして私に絶対音感を涵養できる程の基礎力があるのかは謎ですが、長谷川和夫「大和声学教程」探してtryしてみますね。