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精神病と神経症の水準の違いについて
- 精神病と神経症の水準の違いについて教えていただきたいのですが、脳の器質的な違いや現実吟味の能力の保持に関する違いがあるとされています。
- 統合失調症の方が集まる地域生活支援施設でのボランティア活動を通じて、精神病と神経症のメンバーとの質的な違いを感じることができないでいます。
- 臨床心理士を目指す私としては、精神病と神経症の水準について納得できず、細かな違いについて知りたいです。
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長年精神科に通院していて、先日ようやく主治医に「自分は境界性人格障害ではないか??」という質問に対し、首を縦に振らせた者です。 境界性人格障害は、一概には言えませんが「統合失調症」と「神経症」の「境界」にいるという説がもっとも有効なようです(実際はもっと奥が深いんですが)。ので、私みたいな立場が一番参考になるかなあ、と思い答えてみることにしました。 私は今、健常者と混ざってスーパーで働いています。何もない時はいたって普通です。「私障害者だから映画1000円で観れるんよ~」とか障害者手帳見せると周りが「えっ嘘、どこが??」という、おそらくcyaru2005も同様な反応をされるだろうな~っという感じです。 しかしあくまで「症状が落ち着いている時」の話であり、統合失調症まで行かない私も、周りが「どうして??」と思うようなことで暴れたり泣き叫んだり自殺企図に走ったり(一度生死の境をさ迷ってからは諦めましたが。だって過服薬で元には戻れないだろうと診断された人が、わずか半月で元の生活に戻っちゃったくらいの回復力の持ち主ですから、これは諦めるしかない)、リストカットに走ったり。人、特に不特定多数より友人に対する恐怖はかなり強いです。これが親しい同僚とかにうまく伝わらない。またトラブルがない時も、常に漠然とした不安や怒りを抱えています。幻聴とかないだけまだ良いのかも、楽ではないけど。 他の方も書かれているように、よっぽど重症じゃない限り、水準はあってないようなものだと当事者である私は考えます。書類上、病名が必要な時がありますが、これも漠然としたものですからね。 むしろ白黒はっきりな論理的な水準とかより…臨床心理士だとそういう訳にもいかないのかも知れませんが…必要なら複数の段階に別けて考えてみれば納得はいかれるかもしれません。自分も「境界性人格障害」で白か黒をつけろと言われると黒、とは完全に断言できません。でも例えば10段階とかにすれば7くらいかなと自覚してます。 と、実際間の病気の当事者からは思うんですけど…この考えって通じないんですかねえ…参考になればいいんですけど。
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- Mathematica
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無理もないことと思います。現在では統合失調症の陽性症状が顕著に現れている方は、ごく少数です。 地域の授産施設ではなく、精神病院(それも古いほうがよい)の閉鎖病棟で統合失調症患者と面会して話をしてみてください。 地域にいる方は、寛解状態かあるいは、残遺状態です。 精神病と神経症は完全に別物であるとの理解がなければ、臨床心理士になったとき、どのように対処しますか。
お礼
そうですよね。精神病と神経症は別物と考えなくてはいけませんよね。理解はしたいのですが、実感が湧かなくて困っていました。 精神病院に訪れて、実際にお話してする機会を作ってみたいと思います。 回答ありがとうございました。
お礼
自分の中ではっきりとした水準があるものだという考えが強すぎたのかもしれません。診断を下すのは医師の評価に過ぎないんですよね。臨床心理士としては、クライアントの水準を知らなければ適切な対応が取れないと思いますが、私としては人を絶対的に評価するのは難しいということが何となく分かった気がしました。回答ありがとうございました。