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分子生物学で
僕は大学生なのですが、分子生物学の授業でノザンやサザン、ウェスタンという解析方法の存在を知りました。しかしその授業では「とりあえず今は名前だけ・・・」とのことだったので、どういったものなのかを教えてくれませんでした。そこで、どなたかサザンやノザン解析とはどういったものなのかを教えてください。どういったときに使うかとか、大学生でもわかる程度の理論なども教えていただだけたら嬉しいです。
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- geneticist12
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Southernさんが発明したのがSouthern blot(サザンブロット)あるいは Southern analysis (サザン解析)といわれる手法です。 生物からとったDNAを制限酵素で消化して電気泳動で分離します。このままでは、いろいろな配列、いろいろな長さの断片がごちゃ混ぜになっているので、特定のDNA断片を検出することができません。そこで、泳動後のゲルに転写膜(オリジナルはニトロセルロース膜、近年はナイロン膜が一般的)を密着させ、毛細管現象や吸引などでDNAを膜に転写します。これに検出したい断片と相同な、クローニング済みのDNA断片をラベル(放射性同位体などで)したプローブをかけると、相同配列にハイブリダイズするので、目的の断片が検出できます。 Northern blotは、生物からとったRNAを泳動、転写し、プローブによって目的の転写産物(RNA)を検出する方法です。 Western blotは、生物からとったタンパク質を泳動、転写し、抗体によって目的のタンパク質を検出する方法です。 Northern、WesternはSouthern blotの変法ということでシャレで名づけられたものです。
- taka-1314
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大学生なら自分で調べられたら、どうですか? ちなみに解析で使いますが、解析法ではありません。 ヒント:遺伝子・DNA
お礼
ご回答ありがとうございます。自分で調べてみても知りたいことが中々知れなかったんで、大変勉強になりました。