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日本史の正史
こんばんは 私は色々な目に見る歴史がもっと好きなのに、先ず主流の史観に歴史を勉強すべきだと思いたくなります。どんな歴史観が認めてもらう理由とはさすがに信じやすいところではありませんか それから日本の歴史について、もしかして「正史」という本あるいは資料をおすすめしていただきたいです 専門書も大衆的なベストセラもよろしい。 よろしくお願いします
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既に書き込みがあるように「正史」というのは、国家権力がその正当化のために作ったものであり、『日本書紀』や『吾妻鏡』など歴史研究には必要なものですが、決して一般向きではないので、お勧めはしません。 まず入門編の本を読んでから、それら「歴史史料」=歴史を考えるための素材にあたるべきです。 で、おすすめは 井上清「日本の歴史」上・中・下(岩波新書)=記述がやや古いのと、近代史の研究者の書いたものなので、やや近代偏重ですが、手軽です。 網野義彦「日本社会の歴史」上・中・下(岩波新書)=教科書的な国家の歴史的なものに対して、社会の側面からの歴史像が提示してあります。ちなみに中世の研究者なので、近代への言及は少ない。 「日本の歴史」(中公新書)全26巻=少し古めで、冊数も多いですが、当時一流の研究者の記述であること、現在の教科書レベルの下地となる記述であることからおすすめです。最近復刊してます。 集英社版「日本の歴史」全21巻=カラー版で見やすく、比較的最近の動向も取り入れています。読みやすさではお勧めです。 なお最近の通史もの(講談社、山川出版社など)もあるのですが、やや専門的・詳細すぎてお勧めできません。
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- 123garia
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皆さんが仰られているように、歴史書は権力者の都合のよいものに書かれています。 そのため、どの歴史書も正確とは言えません。そのために歴史学者が日々過去を洗い直しているわけです。 『どうしても真実が知りたい!』のような、質問をされると、そういう回答になってしまいます。 実際に、過去は正書だと思われていたものが、今は偽書として認められている文書もありますしね。 田中メモランダムとかコンスタンティヌスの寄進状とか。 易教、詩経、古事記あたりも偽書の疑いがあると主張している先生もいます。 それでも真実に一歩近づきたいのならば、南北朝時代を別の角度から見るために、増鏡と神皇正統記を読み比べてみてはいかがでしょうか。 あとは、権力に縛られない民間の文書はいかがでしょう。 万葉集のような歌集は当時の人の意志が直接込められているので、ある意味で疑いのない正史といえます。
お礼
お答え、ありがとうございます
- 2199
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教科書を読めばいいのではありませんか?
お礼
教科書。。。なるほど そうですね!
- onbase koubou(@onbase)
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よく勘違いされることですが「正史」とは「正しい歴史書」ではなく「正統な歴史書」ということであり、現代でいえば「歴史の教科書」みたいなものです。 従って「正史」とはその時の政治情勢や権力者の都合が反映されて編纂されるので必ずしも真実が書かれているとは限りません。 ということで「主流の歴史観」ということであれば高校の歴史の教科書が一番良いでしょう・・・・ただし、「新しい歴史の教科書」のように主流でない歴史観で書かれたものもありますので・・・複数の教科書を読むといいかなと思います。
お礼
教科書。。。なるほど そうですね!
- o24hit
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こんばんは。 いわゆる「正史」は、時の権力者が作成していますので、通史みたいな物はないです。 例えは「日本書紀」や「古事記」、「増鏡」や「東鏡」などですね。 現代のものでしたら、とりえずは岩波新書の「日本社会の歴史」(全3巻)が通史の形式になっていますから、その辺りから読まれてはどうですか。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004305004/qid=1129391602/sr=1-10/ref=sr_1_10_10/250-6066731-8142600
お礼
おっしゃった本なら、早く読みたいですね!
お礼
おっしゃった本なら、早く読みたいですね!