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近隣諸国と日本との近代史がわかる本
お世話になります。 中国、韓国、ロシアなど近隣諸国とのさまざまな問題が取り沙汰されている昨今ですが、これらの国と日本との関係を知るために、過去の歴史を勉強できる本を探しています。 偏った史観でなく、なるべく歴史の事実をそのまま客観的に解説した本がいいと思っています。 あまり専門的なものでなく、一般の人が読んでわかりやすくお薦めのものがあれば、お教えいただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。
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とりあえず、定番シリーズです。 『岩波講座 世界歴史』岩波書店 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/01/2/010821+.html 『世界の歴史 シリーズ』中央公論新社 http://www.chuko.co.jp/bunko/2009/04/205145.html 『漫画版 世界の歴史』集英社 http://bunko.shueisha.co.jp/history/index.html この辺りが大学生の入門レベル(高校の教科書を少し詳しくしたレベル)ですね。 日本の学会で主流の説で解説されているので、イデオロギー的に偏ったり、トンデモ説であったりという恐れが少ないシリーズでもあります。 これらの該当巻を読んでから、少しずつ専門書レベルへとステップアップするといいかなと思います。 偏りをなくそうと思うと、多くの説を吟味しながら取捨選択する必要がありますしね。 ここからは、蛇足ですが「歴史とは何か?」を知っておいた方が良いと思うので、下記の本も紹介しておきます。 『歴史の哲学―現代の思想的状況』 渡辺 二郎 (著) 講談社学術文庫 古代ギリシアから、現代に至るまでの歴史家・哲学者が「歴史」についてどういった認識を持っていたか、それが現在にどう影響しているのかが述べられた本です。 歴史哲学について、一通りの基礎的事項が学べます。 『歴史とは何か』 E.H. カー (著), 清水 幾太郎 (翻訳) 岩波新書 日本において近現代人の歴史哲学としては、一番読まれている本かもしれません。 著者は、英国の外交官として活躍。 その経験から、現実主義的な歴史哲学を展開。 「歴史とは現在と過去との対話である」という名言は有名。 ではでは、参考になれば幸いです。
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渡部昇一さんの「昭和史」がとても読みやすかったです。 渡部昇一さんの文章自体がとても読みやすく、この方のシリーズは結構読みました。
お礼
ありがとうございます。 一度読んでみようと思います。
お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。 大変参考になります。 いろいろな側面から歴史というものを自分なりに勉強してみたいと思います。