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なぜ日本書紀が「正史」なのか
日本の歴史の正史は日本書紀と定められています。 しかし日本書紀は編纂者の藤原不比等によって改ざんされています ありもしない大化の改新をでっち上げ、蘇我氏を悪者とし、父の鎌足の偉業をひけらかしています。 こんな歴史書が何故日本国の正史と認められるのでしょうか? 某国の「正しい歴史の認識を」と言う言葉はあながち間違いではありませんね(笑)
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azuki-7 さん、こんばんわ。 こんな歴史書が何故日本国の正史と認められるのでしょうか? 歴史書というのは時の権力者に都合の良いように編纂されるものですというの典型だと思います。特に古代史ではそれが基準になって支配権確立する口実にするのですから、自分達にとって都合の悪いものは書かないし、都合の良いものは書いておくというように・・・ ただ、現代では他の文献との整合性が合わないため、日本の正史として信頼性が疑問視されています。 詳細は下記のURLを参照してください。 日本書紀 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%9B%B8%E7%B4%80
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- Nebu3
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はじめまして。azuki-7さん。 まず、「定められています」の事ですが、日本書紀が正史というのは それが著された奈良時代に天皇家(=朝廷=国家)の正当な歴史書として 採用されたという意味です。 似た内容で微妙に食い違う同じ奈良時代の歴史書に『古事記』があり ます。こちらは例えば天皇の大和政権に対立した出雲政権の立場からの 記述もみられるのに『日本書紀』では出雲政権のことは触れられていない。 詳しく述べるのは省かせてもらいますが、天皇家一辺倒の歴史書という 意味で『日本書紀』は『古事記』よりも正史なのです。 面白さから言えば『古事記』のほうがベターです。だって時の権力者に おべっかを使って著された物が面白いはずがありませんから。
お礼
ありがとうございます そういうことだったのですね
- tokrenf
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さあ、これほどかなり昔の事を記録している史書が日本国内に存在してないですからね。(天皇記や国記みたいにもしかすると、存在はしていたが、焼けて無くなっているかも)勿論、正しいという保障もありません。中国みたいに国内で他に同時代の事を記録した史書なんて今のところ見る影もないですから。 少し話が代わりますが、風土記や神社の縁起の記録、神官が読み上げる祝詞(多分同じ)にしても、若干の違いは有りますが、ヤマト王権にとって都合の悪い内容ってないみたいですね。塗り替えている可能性は有りますが。 今の文献学に沿って考えるならば、ある物をまず信用してみる事から始まるようですから他に比較対象が無い限り正史の座が譲られる可能性は無いと思います。良し悪しはあれど何も変わらないのではないのでしょうね。 某国の「正しい歴史の認識を」にしても、自国にとって都合のいい内容を主張していることに変わりはないですからどっちもどっちでしょう。
お礼
ありがとうございます
- TANUHACHI
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「正史」は元々、国家が自らとその中枢に位置する者が関与する王権を正当と認めさせることを目的と編纂された性質を有します。つまりは権力の正当性を合理的に説明するためのものでしかありません。 所詮は「王朝物語」です。そもそも「正しい」などとの情緒的な言葉を使うだけでその信憑性に疑問の余地があるレベルであって六国史といっても「他史料との照合に基づく整合性」に基づくとの基礎的部分で「取り敢えずこの部分だけは使っても問題はないかな?」と考えることの可能なもののみが使用可能な史料です。『続日本紀』一部分以後でしかありません。 もし『記紀』をそのまま正直に読んでしまいますと、神武なる架空の人物はワニであるとの笑い話になってしまいます。こんな馬鹿げた作り話も珍しい。
お礼
ありがとうございます
- f272
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「正史」というのは国家によって公式に編纂された歴史書のことであって,その内容が正しいことを保障しているわけではありません。その内容に嘘があっても,国家の認めた公式のものである限り「正史」と呼んでよいことになっているのです。
お礼
ありがとうございます
>こんな歴史書が何故日本国の正史と認められるのでしょうか? 嘘だろうがでっちあげだろうが、 他にないからでしょう? そもそも某国の隣の歴史書も似たり寄ったりですし、 某国にはそもそもそんなものあったの? という感じですし。 学者にしてみれば、一応、残っている確からしい 文献を頼りにするしかないわけですから。 (中身の真偽は別にしても) >あながち間違いではありませんね(笑) 意味が違います(笑)
お礼
ありがとうございます
お礼
確かに大化の改新が書かれているのは日本書紀だけです これも不自然ですよね