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日本史は"難しい"のか?
日本史の本を読んだり、資料集を眺めているのですが、ふと、日本史って難しいんだろうかと疑問に思いました。 なぜなら、一応記録上残っているものってだけの話だと思います。 「聖徳太子は実在しなかった」とか、昭和史や平成史は色んな立場の人たちがごちゃごちゃ言ってわけのわからない情報も多いですが、一般的に学校で習う範囲の日本史ならば、日本人なら高得点をとって当たり前なのでは?とも思います。 日本史で点とれない=日本の歴史を知らない日本人ってことになるのでは?
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- ammgpattg2
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面白い質問だと思います。 日本史は高校の範囲ならば、そんなに難しくはないと思います。 人名とか旧国名、歴史上の事件それから文化史とか少し覚えるだけで、難しくはありません。 私なんかは、理系で数学ばかりやっていて、余暇に歴史の資料集とか読んで理解しました。 学校では全く学んでいませんが楽勝です。 しかし、大学まで行って専門的に学ぼうとなると話は別かと思います。 古文書とか読めるようにならないといけないと思うし、かなり細かいことまで知らなくてはなりません。 例えば、僕は幕末が好きなんですが、江藤新平が佐賀の乱を起こして失敗して斬首されました。 高校レベルだったら、ここまでで良いんです。他にも西郷隆盛が西南戦争を起こして失敗して自刃したとか、そういう理解で良いと思います。 しかし大学の文学部の歴史学科とか行くと、おそらくもっと細かい背景知識も知る必要があるでしょう。 以前私は、近代史の専門家の人が書いた本を楽しく読んでいましたが、日清・日露戦争に至る背景知識などが詳細に書いてありました。 日本人なら高得点を取って当たり前なのでは? 確かにその通りだと思いますし、それが理想的なんですが、どういうわけだか出来ない人もいるんですよね。 理系の大学院生はアウシュヴィッツを知らないとか聞いたことがあります。 日本史はテレビとかでも、よくやっているしエンタメ的な教科だと思います。 ただ班田収受法とか律令制度、大宝律令、国風文化とか意外と奈良時代・平安時代とかは分からない人もいるかも知れません。 昔は日本史は世界史よりも軽視されていて必修じゃありませんでした。 その為、高校の授業で世界史を学んで、日本史に無知な人が世代によっては多いんです。 それだと自国の歴史も分からないのか?と外国人に笑われて恥をかきました。 それで反省して近代史以降は日本史の学習も必修になったようです。 長文失礼しました。
- oska2
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>日本史は"難しい"のか? 日本史に限らず、世界各国の歴史も難しいですよ。 昔から言う様に、「歴史は、勝者・為政者がつくる物語」です。 本当の歴史を教えると統治が出来ないので、為政者の都合に合わせて「正しい歴史」として一切反論を認めない国もありますよね。 ロシア生まれなのに、聖地で生まれ反日闘志だったという不思議な教育をしている国もあります。 金日成という人物は、朝鮮民族の伝説上の人物で1940年代には既に死亡しています。 >「聖徳太子は実在しなかった」とか、昭和史や平成史は色んな立場の人たちがごちゃごちゃ いまは、聖徳太子はいなかったという説が支持を得ていますね。 某有名私立中学の入試でも「聖徳太子でなく厩戸皇子」と回答しないと誤回答です。^^; >学校で習う範囲の日本史ならば、日本人なら高得点をとって当たり前なのでは?とも思います。 ただ、色んな人がいますよね。 無条件で教科書を信じないので、文科省の歴史には興味がない!とか。 国公立の高校・大学に進学希望者は、受験用に歴史を記憶します。 高得点が当たり前! まぁ、日本は「為政者が決めた正しい歴史」は存在しません。 また、信条・教育の自由があります。 歴史も、色んな観点からみる事が必要かもね。 大化の改新が「乙巳の変」となるまで、多くの時間が必要でした。 日本は連合王国で、蘇我王が大王として君臨。 百済派兵に反対していたので、政敵である天皇家が百済王子(中臣鎌足)と一緒になって邪魔な蘇我大王を殺害。 >日本史で点とれない=日本の歴史を知らない日本人ってことになるのでは? まぁ、その通りでしようね。 「勉強するな!馬鹿になれ!」という「教育改革」の結果ともいえます。 令和世代では、「日本は、アメリカと戦争をした」事も知らない割合が高いのです。 日本に興味も関心もないので、日本史は興味も関心もない。 少し、哀しい現状ですね。
- staratras
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難しいか易しいかではなく、興味を持てるか持てないかでしょう。 以前親戚の中学生に「最近、テレビの忠臣蔵と新選組と白虎隊のお話の違いがやっとわかるようになった」と言われて驚いたことがありました。「時代も場所もストーリーも全然違うじゃないか」と聞いても「制服みたいな同じ着物を着たサムライのグループが力を合わせて刀で戦うところは同じ」とすました顔です。 あまり日本史に関心がなければ、このような考え方もあるのかなと思いましたが、私ははっと気がつきました。確かに日本人に人気のあるこの3つの江戸時代の集団には多くの共通点があります。もちろん歴史に詳しい人から見れば新選組の隊士がすべて「サムライ(士分)」とは限らないなど細かな違いを挙げればきりがありませんが…。大づかみな理解が、かえって結果的に物事の本質に迫っている場合もあるかもしれません。 >一般的に学校で習う範囲の日本史ならば、日本人なら高得点をとって当たり前なのでは? これを言い出せば、ほとんどの日本人が毎日使っている「国語」などはもっと高得点になるはずですが、実際には(他の教科は好成績でも)国語の成績は不振という人もけっこういます。何ごとにも得意不得意や好き嫌いがあるのです。
- sebsereb
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高校受験とかだと偏差値の高い大学に入れるためには、各教科のランキングの上位に入らないとなりません。 なので簡単とか難しいとかでは無くて、ランキングの上の方に入れるかどうかなのです。 サッカーとか野球などのスポーツもランキングの上位に入れるかどうかであって、スポーツ自体は難しいとかでは無いでしょう。 簡単とかでは無く、上の方に入るためには、難しいことも、あれこれ出来るようにしないとならないのです。 ほとんどの人は先週の自分の食べた食事も覚えてないので、歴史は本当か?という疑問は常にあるでしょう。1500年前にこんなことがあったとか、書物もろくに残ってないのに当然のように語られますね。 今の日本の中央省庁なんて、数年前の資料すら残ってなくてよく問題になってます。 なので、聖徳太子がいたかいないかではなく、日本史の成績で上位に入るためにどうするかという視点で勉強する必要あると思います。