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形態と人間の心理について

バウハウスに興味を持って最近調べたりしている学生です。この間ある建築雑誌で「バウハウスの時代の水平垂直で無機質な建築は人間を不健全な状態にする」というコメントを目にしました。無駄を省いたバウハウスの様式は最初はもてはやされていたものの、だんだんと人々の心はすさみ非人道的な事件が多発するようになった、そしてだんだんと人々がそんな無表情な空間に飽き始めまた装飾を施し始めて所そんな事件は無くなったのだそうです。 最近も無機質なテクスチャーが多用されているような気がするのですが、そのような空間が人間の心理にどんな影響を与えるのでしょうか? 色彩が人間の心理に与える影響についての資料は幾つか見つけられましたのでできれば形、テクスチャーについて聞かせてもらえると光栄です。

みんなの回答

回答No.3

No1kaitaradouですが、漢字の研究者である白川静さんが、漢字の縦線と横線の心理学的(?)効果について独特の見解を述べられています。直接は関係がないかもしれませんが、漢字から書道という非常に特異的な芸術あるいは美学が生まれてきたことと関係しているのではないかと思います。私が特に申し上げたいのは書道は西洋人(非漢字文化圏に属していない人も)には理解できないと思うからです。ガウディーの建築は西洋流の見方では解釈できないのではないかと素人考えをしています。彼の建築は筆で書いた字のようです。それに反し、能率あるいは機能を追及している建築はボールペンや鉛筆で書いた字のようです。字に面積があることを教えてくれるのは筆による字ですが、多くの日本人はこのこと(日本人の持っていた有利な文化だったはずですが)をもう忘れています。大変ずれましたが、書かせていただきました。

回答No.2

水平垂直で無機質というものは合理的です。ゴテゴテに飾りつけした建築がもてはやされていた時代は行き詰まり、その結果、合理的な建築が出てきたのだと思います。しかし、合理的ばかりを追い求めた結果、人間はロボットじゃないんだから、人間の精神は不健康になっていったわけです。現代は、無機質であっても、曲線や植物を建築物に取り込み、バランスをとろうとしているようですね。モダンな建築を見ても、なんだか変な形していませんか?重力に反したような形をしたり…。合理的であるからこそ、非合理のムダを取り入れなければ、人間の精神はバランスがとれないのだと僕は思います。

noa381
質問者

補足

言葉が足らなかったようですみません。 >合理的ばかりを追い求めた結果、人間はロボットじゃないんだから、人間の精神は不健康になっていったわけです。 一般的にそう言われてはいるのですが具体的にそういった空間のどの部分が原因となって人間の心理に影響を与えているのでしょう?ということを言いたかったのです。 非人道的な事件まで多発したとありましたがもしかしたナチスのことを言っていたのかもしれませんね。それほどに人間の心理に影響があるとしたら少しぞっとしますよね。

回答No.1

いわゆる能率と関係がありませんか。能率が良いというのはゆとりがないことに直結すると思います。兵器と民用品の差が典型だと思います。ジャンボジェットの原型は爆撃機だったと思います。また昔の荷車はわざとスカスカに回転するように作ってあったと聞きます。当時の馬が引く戦車の車はもっときちんとしていたと思います。

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