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美人に使える文

 日本語を勉強している外国人です。作文の上達を望んでおります。美人を描く時に使える文を教えていただけないでしょうか。「髪の毛がまっすぐで真っ黒である」、「目が大きい」、「まつげが長い」など、味のない文章しか書けませんので、困っています。日本語の勉強中なので、文の不自然な部分についてのご指摘も歓迎します。よろしくお願い致します。 髪の毛 目 まつげ 鼻 口 肌 スタイル

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.3

◎「髪の毛」 ・艶やかな(つややかな)黒髪 ・豊かな黒髪 ・香り立つような黒髪 ・艶やかに流れる髪 *「毛」は使わないほうが無難です。 *「髪の毛がまっすぐで真っ黒である」は、ちょっと興醒め(きょうざめ)します。 「髪は漆黒(しっこく)で、癖が無くまっすぐ流れるように肩にかかり・・・」 などの方がbetter. (漆黒=黒漆を塗ったようにつやつやした黒色。) ◎「目」 ・いきいきと輝く大きな目 ・切れ長の目 ・涼しそうな目 *目より「瞳」の方が効果的な事も多い。 ・つぶらな瞳 ・輝く瞳 ・星屑のように光る瞳 ◎「まつげ」 ・かすかに震えるまつげ ・長いまつげが物憂げな影を落とし・・ ◎「鼻」 ・形のいい鼻 ・小鼻にうっすらと汗を掻(か)き・・・。 ◎「口」 *「口」1文字はあまり適さないかもしれません。 ・凛(りん)と引き締まった口許 ・端正な口許から白い歯を見せて・・・ ・可憐な口許 ・ふくよかな唇 ◎「肌」 ・きめ細やかな肌 ・匂い立つような肌 ・抜けるように白い肌 ・吸い付くように柔らかな肌 ・弾力ありそうな肌がピンと張りつめ・・・ ◎「スタイル」 ・均整のとれたスタイル ・可憐なスタイル ・たおやかなスタイル  ---------- 「ご指摘も歓迎します」という箇所に少し違和感を覚えます。 「文の不自然な部分についても、ご指摘頂ければ有り難いと思います。」 の方が良いでしょう。 言葉通りに考えれば、 「~する事を歓(よろこ)んで迎える」ということですから、一応は 「~してもらうと嬉しいです」という意味は含まれます。 しかし、 「嬉しいです。感謝します。」という意味は、わずかになってしまいます。 その替わりに、 「私は気にしないので、遠慮なく~してください。」 というニュアンスが強くなります。 つまり「指摘すること」が、相手の希望であるかのような印象を与えてしまうのです。 「も」という語によって、「しぶしぶ受け入れる」という要素が付加されてしまうのでしょう。 *「アルバイトの募集をします。重い物を運ぶ仕事なので、力の強い人に応募して欲しいのです。 でも、今日は多くの人数が欲しいので、力の弱い人の応募も歓迎します。」 という例だとわかりやすいかもしれません。 でも、このぐらいは許容範囲です。あまり気にしないでください。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。知らない表現はいっぱいです。作文に生かしてみます。また、いつもつたない質問文を添削してくださって、心より感謝いたします。とても嬉しいです。これから気をつけます。いろいろ大変いい参考になりました。  本当にありがとうございました。

その他の回答 (6)

回答No.7

#5です。訂正させてください。 啄木に「世の中の明るさをのみ吸ふごとき黒き瞳の今も目にあり」というのが思い浮かびましたが…。 これはしくじりました。 啄木の絶唱として「世の中の明るさをのみ吸ふごとき黒き瞳の今も目にあり」というのが人口に膾炙してますが…。 と直します。 ついでにえーと、「尋常」って言葉があります。鼻の美しさを称えるときに「鼻筋尋常」なんて言ったりします。規約上、はっきりとは申し上げかねるので、ただこう記しておきます。

awayuki_ch
質問者

お礼

 再びありがとうございます。  中国語に「膾炙人口」という言葉がありますので、「人口に膾炙する」を拝見した時に、意味がすぐ分かりました。「鼻筋尋常」の言い方もいただきます。  本当にありがとうございました。

回答No.6

いまどきは,普通の会話では使わない言葉(昔風の美女に対する褒め言葉)ですが, 髪は烏の濡れ羽色(かみはからすのぬればいろ) 額は三国一の富士額(ひたいはさんごくいちのふじびたい) 眉は三夜の三日月眉毛(まゆはさんやのみかづきまゆげ) 鼻筋通って(はなすじとうって) 目元ぱっちり(めもとパッチリ) 口元純情でおちょぼ口(くちもとじゅんじょ(う)でおちょぼぐち) などはいかがでしょうか?

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。読み方までもわざわざ書いていただきとても助かりました。非常にいい参考になりました。  本当にありがとうございました。

回答No.5

髪ですか…。「朝に晩にエメロン・シャンプーで執念く洗い抜いたとおぼしき尺余の黒髪」なんてね…。しかし今でもあんのかエメロンシャンプー。 目ですか…。啄木に「世の中の明るさをのみ吸ふごとき黒き瞳の今も目にあり」というのが思い浮かびましたが…。タカラヅカの娘役から出た「黒木瞳」という女優がいますが…。これが元でしょうねえ…。 睫毛ですか…。「瞬きのたびにばさばさ音のしそうな重い睫毛」。あまり、嬉しくないな…。にしても最近の化粧法はマスカラを重用しすぎではあるまいか…。「猫の爪にも劣らぬ天来の曲線美を並べる睫毛」でどうでしょう。 鼻ね…。「女の顔の道具の中で一番大事なのは鼻だ、美しい鼻こそが真の美人を作る、と道破した米人作家がいるが、まさしく至言と頷かしむるに足る鼻」。回りくどいな我ながら…。っつーか、いつの時代の人だ俺は。 口…。「さくらんぼを抓んで食べるとき、どっちがさくらんぼか見まごうような口元」とかなんとかいう表現は、呵々、淡雪さんも見覚えおありでしょう。薄田泣菫。 肌か…。手元の猥本から抜いてみましょう。「青大将の腹のような青味を帯びた白い皮膚」。アオダイショウは蛇です。大きくなると五尺を越えます。川端康成が美女の唇を蛭に喩えたことがありますが、不気味な異類の比喩をもってかえって彼岸的美を彷彿たらしめる技法とでも言いますか…。ちなみにこれは竜胆寺雄という作家が名を秘して書いたとされますが真偽のほどはわかりません。名高い傑作『閨鬼』と同作者なのは文体から見て取り間違えようはない。 さて! いよいよスタイル! ここまではもののついで! 次のを紹介したかった。我らが漱石先生の魔術的な筆の冴えをご堪能ください。青空文庫から引っ張りました。「頸筋(くびすじ)を軽(かろ)く内輪に、双方から責めて、苦もなく肩の方へなだれ落ちた線が、豊かに、丸く折れて、流るる末は五本の指と分(わか)れるのであろう。ふっくらと浮く二つの乳の下には、しばし引く波が、また滑(なめ)らかに盛り返して下腹の張りを安らかに見せる。張る勢(いきおい)を後(うし)ろへ抜いて、勢の尽くるあたりから、分れた肉が平衡を保つために少しく前に傾(かたむ)く。逆(ぎゃく)に受くる膝頭(ひざがしら)のこのたびは、立て直して、長きうねりの踵(かかと)につく頃、平(ひら)たき足が、すべての葛藤(かっとう)を、二枚の蹠(あしのうら)に安々と始末する。世の中にこれほど錯雑(さくざつ)した配合はない、これほど統一のある配合もない。これほど自然で、これほど柔(やわ)らかで、これほど抵抗の少い、これほど苦にならぬ輪廓は決して見出せぬ。」あれれ…。文中の「逆に」は「さかに」と読むものとばかり思ってたけど…。それから「丸く」は「まるく」じゃなくて「まろく」と読むべきような気がします。おっと申し落とすところでした、出典は『草枕』です。 質問文について。「日本語の勉強中なので、文の不自然な部分についてのご指摘も歓迎します。よろしくお願い致します」はぐっと簡潔に「質問文の批正も併せてお願い致します」としてはいかがでしょう。「批正」なんて見たことも聞いたこともない、という日本人は少なくないかもしれないけれど、「批」は批判の批、「正」は訂正の正、誰が見ても即座に意味を解しうる文字から成ります。そしてこれは一種の敬語ですからこういう場合に相応しいと思います(昔は例えば詩文の交換をする書簡で頻用された語です)。どうぞ安んじてお用いあらんことを。

awayuki_ch
質問者

お礼

 いつもお世話になっております。  ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。素晴らしい例文を拝見して、感心致します。mannequincatさんはきっと本が好きな方ですね。今の私にはとても難しい内容ですが、読めるように精一杯頑張ります!質問文の添削にも感謝いたします。いろいろ大変いい参考になりました。  本当にありがとうございました。

  • yoyos
  • ベストアンサー率20% (76/372)
回答No.4

awayuki_chさんは、とても上手な日本語だと思いますよ。美しさを表す言語表現ということで、小説などで見たものを書きます。 少し古風な表現ですが文例を載せました。 ◆「緑なす黒髪」の女性が座っていた・・。とか。(※注意:緑の黒髪はなぜか美人を連想する。※なぜ黒髪なのに緑なのか不明。手入れが行き届いて、髪に艶があるという意味かもしれません) ◆彼女の髪は、「カラスの濡れ羽色」(=美しい黒髪)ですね。※注意:古風な表現なので、友人には言わない方が無難です。 ◆「潤んだ瞳」に心を奪われた、とか。 ◆少女は、「黒目がち」な目で見つめていた、とか。※注意:クリクリッとした目。目が大きいという意味? ◆彼女は「おちょぼ口」(小さい口)ですね。※注意:現代では褒め言葉にならないかもしれない。昔は小さい口が上品で美人だと思われていた。 ◆「博多人形のような肌」をしている。※人形のようにすべすべした肌。 ◆「白魚のような手」。※白く美しい手。よく使われる表現です。 ◆すれ違った人は、「小股の切れ上がった女」だった。※明治時代の小説にあった表現。スタイルの良い、いい女という意味?

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。新しい表現をたくさん拝見しました。ご説明もとても理解しやすいです。非常にいい参考になりました。  本当にありがとうございました。

noname#37852
noname#37852
回答No.2

髪の毛・・・「絹のような黒髪」とか。 目・・・・・「つぶらな瞳」という表現があります。まるくて、かわいらしい目のこと。 でも「切れ長の瞳」というのもあります。 すっと涼しげな目元と、丸くて愛らしい目と、両方ありますね。 長いまつげを伏せると「翳(かげ)ができ」たりします。 まつげそのものを形容するよりも、翳・影ができることによって長さを表現するかも。 肌は、色白が美人とされていました。 「色の白いのは七難隠す」色白なら欠点もカヴァーして美しく見えるということ。。。 今は小麦色の肌の美人もいますが。 でも現代も白い肌が好きな女性は多いですね・・・・。 美しい肌を「玉(たま)のような肌」とも言います。 この玉は何だろう。 真珠かな? 私も知らないのですが。 (玉をギョクと読むと宝石のヒスイのことになります) スタイルには「柳腰」というのもあります。 柳のように、細くてしなやかな腰。 柳腰は古風な表現です。 現代調ですと、「しなやかな身体つき」ぐらいでしょうか。 古い表現は美しいのですが、いかんせん、現代ニッポンの流行の美的感覚には合わなくなってきています。 着物に合う体型と洋服に合う体型が違うせいもあると思います。 胸が大きくて腰が細いのは着物に合いませんし。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。豊富多彩な表現を拝見しました。中国語にも「色の白いのは七難隠す」に似ている言い方があります。おもしろいです。非常にいい参考になりました。   本当にありがとうございました。

  • tenten525
  • ベストアンサー率27% (615/2233)
回答No.1

髪の毛は、いまどきのファッションで茶髪や金髪が流行ですが、日本では真っ黒な髪の毛のことを「緑の黒髪(みどりのくろかみ)」「カラスの濡羽色(からすのぬればいろ)」と言います。 お風呂上りで濡れている髪を指して「カラスの濡羽色だねぇ」なんて言ってたのは、はるか昔の事になってしまいました。 目は、大きい事を「どんぐりまなこ」と言います。これは、あんまり褒めてないかなぁ・・・。大きい事を褒めるより、「切れ長だ」とか「憂いを含んだ瞳」とか、「黒目がちな瞳」という方が多いかな。 まつげは、長いぐらいしか思い浮かびません。「長くて影が出来る」とか・・。マッチ棒が何本も乗る人もいますね。 鼻は、「鼻筋が通った」と言うのが褒め言葉です。「だんごっぱな」「ししっぱな」「かぎっぱな」「はなぺちゃ」「あぐらをかいてる(小鼻が張ってる)というのは、褒めてないです^^ 口は、「おちょぼぐち」です。小さい口の事です。日本人は、無口でおとなしい女の人を好む傾向があったので、大きな口の人は、おしゃべりで厚かましいという印象でした。今は、今井美樹さんとか、ドリカムのボーカルの方とか魅力的ですけど。「たらこくちびる」は、褒めてないかも。 肌は、断然「餅肌(もちはだ)」です。これは、手触りが、お餅のように白くてすべらかで弾力があると言う意味です。反対に「鮫肌(さめはだ)」と言うのがあります。これは、サメのような肌の事をいいます。いかにも手触り悪そうですね。 スタイルは、「小股の切れ上がったいい女」この一言で決まり!これには、諸説あるようですが、大体足首がきゅっと締まってて、足全体がずっとしてる感じかな。昔は着物を着てたわけで、着物の裾から見え隠れする足首にやられちゃったわけですね。 後、昔から、姿形が見目麗しい女性の事を「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花(たてばしゃくやく、すわればほたん、あるくすがたはゆりのはな)」って言います。三つとも花の名前なので、図鑑で調べてみてくださいね。 揶揄(やゆ=からかうこと)した言葉で、「立てば電柱、座ればタライ、歩く姿はドラム缶」(ちょっと自信なし)なんて言葉を聞いた事があります。

awayuki_ch
質問者

お礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。たとえかたや常用の表現をたくさん拝見しました。とても詳しくて、非常にいい参考になりました。   本当にありがとうございました。

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