英文の試訳の添削と内容の吟味
In the street name setup, the retail owner can always claim voting rights, and even before the recent limits on broker voting, various notification systems mandated by the proxy rules facilitated such voting pass-throughs. The retail investor could also assert control over the disposition of portfolio securities. By contrast, in reconcentration through investment intermediaries, the retail investor has, in effect, an undivided interest(未区分の利権・受益権)in the pool of securities with no way of reclaiming any share of voting rights for any portfolio company. Nor can a retail investor affect the composition of the portfolio.
以上の英文の試訳は以下の通りですが,ご覧の通り,内容の前半と後半が矛盾します。一貫した内容になるように添削をお願い致します。
「「仲買人名義の設定に際して(一般)小口投資家らは常に議決権を要求することができる。なお,最近ブローカーによる投票に対して制限が課されたが,それ以前においても,委任状規約によって規定された種々の通知制度によってそうした投票可決は容易になっていた。小口投資家は,ポートフォリオ構成証券の処分に対する支配を確立することもあり得るであろう。対照的に,投資仲介業を通じた再集中においては,小口投資家は,事実上,証券プールにある未区分の利権・受益権を享受するだけで,いかなるポートフォリオ構成会社のいかなる議決権(の一部)を返還要求する方法も持たない。また,一般の小口投資家は,ポートフォリオの構成に影響を与えることもできない。」
以上の試訳では「ポートフォリオ構成証券の処分に対する支配を確立することもあり得るであろう。」と「また,一般の小口投資家は,ポートフォリオの構成に影響を与えることもできない。」の二箇所が矛盾します。ここを無矛盾的になるように訳せないか,どうかということになります。
以上,どうぞ宜しくお願いします。