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古代鏡は魔鏡だった?
古墳などから発掘される鏡は魔境だったと思うのですがいかがでしょう? 鏡身が薄いのに対し、文様の浮き彫りが分厚いので魔性を有していたと思うのですが・・・ そして神官はこの鏡で太陽光を反射し屋内の薄暗い壁や天井に映すと丸い光輪の中にぼんやりと文様が浮かび上がってきたはずです。(たぶん現代人でも驚愕するのでは?)その文様の濃淡や光輪の大きさで吉凶を占っていたのではないでしょうか
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- Kon1701
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魔鏡ですが、温度の影響はあるかもしれませんが、模様が出る理由は、裏の文様による表面の凹凸、と言われています。 鏡を磨く際に、裏の模様による厚みの違いにより、力をかけたときの変形の度合いが異なり、それが表面の微細な凹凸になり、反射した光に模様が浮かび上がるものです。 温度の影響がどれだけあるか、元が鋳物ですから、多少はあると思いますが・・・。 もちろん、占いはわずかな変化を読み取るものもありますから、否定は出来ませんが。
- tsuzarik
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No.1です。 追記 銅鏡は磨かなければすぐに曇ってしまいますので、同じ魔鏡であったとしてもその時の磨き具合で潜像の解像度が変わってきます。 その辺を生かせば映るものに変化をもたせることも出来るのではないかと思います。
お礼
ありがとうございます。 銅鏡はすぐに曇るのでしょっちゅう磨かなければならなかったでしょう。そしてその度に魔性の出方が変わったはずです。同じ状態に再生できないところに大きな神秘性があったと思います。鏡職人や神官は経験的に出やすい状況を知っていたはずですが、どうしても出なくなると「力を失った鏡」として廃棄されたと思います。古墳から割られた鏡が出てくることがありますが、魔性がなくなったとして廃棄された物と思います。
- Kon1701
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古墳時代の銅鏡、魔境だったと思います。 逆に、魔境にならないだけの平面性を出すことは非常に困難だと思います。 魔境、その神秘性を更に高めるような使い方、当然行っていた可能性はあると思います。ただ、占いに使ったか? これには多少疑問も感じます。それは、文様は距離によって違いはあっても、常に同じものが浮かび上がるからです。とすれば、占いには向かないかな・・・と思います。
お礼
ありがとうございます。 魔性は膨張によって反射面にわずかな凹凸を生じるのが主な原因でしょう。つまり温度によって出方が変わったはずです。日光に当てると温まり、恐らく見ているうちに紋様の濃さが変わったと思います。 日に当てるたびに違った様子を示したと思いますので、神秘性は十二分にあったと考えています。
- tsuzarik
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魔鏡現象は銅鏡であれば起こりうる現象ですので、ある意味すべての銅鏡は魔鏡であるといえます。 中国で発掘された古代銅鏡にも魔鏡があったということです。 また、銅鏡は肉眼で確認できない撓みが反射光に反映されますので、背面に文様がなかったとしても反射光に何かしらの影が写ることはありえます。 想像の域をでませんが、それゆえ、鏡に神性を見出し神事に用いられた可能性は十分あると思います。
お礼
そのような理由もあるのですねぇ。 ありがとうございました。