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江戸時代の奉公制度について
江戸時代の奉公制度について、どういう感じ<システム>だったのか知っている人、教えてください。
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一概に奉公といっても武家奉公人と商家への奉公ではぜんぜん違いますし、商家でもその地域や店によって違いがあり一概には言えません。 例として近江商人の店でいいますと、丁稚は自分の出身地周辺から地縁・血縁などで集めてくることが多かったようです。 そして丁稚は住み込みで働き商売を覚えて五~十年くらいすると手代に昇進することが出来ました。それからまた十年くらい勤めると番頭になり、しばらく勤めるとのれんわけしてもらって自分で店をもつことができるようになりました。 丁稚・手代の頃は住み込みで休暇といっても盆と正月に数日(それぞれ1日だけという例も)あるくらいでしたが、店によっては一定の年齢になると公金で吉原などへつれていってもらえるなんてこともありました。 結婚はふつうのれんわけしてもらってからですが、のれんわけを断ってずっと番頭を務めるような場合は結婚して通いになることもありました。 参考に近江商人の丁稚奉公からの年表?を貼っておきます。