• ベストアンサー

長刀と槍について

源平の時代と戦国時代の戦を見て(もちろんドラマや映画)決定的な違いが、源平の雑兵(と呼ぶべきなのでしょうか)が長刀を持っているのに対して、戦国時代の足軽たちは槍を持っています。 確かに突撃する時や、騎馬武者と戦う時などは槍衾の方が有効な気がしますので、戦術の向上ということなのでしょうか?あるいは、雑兵、足軽の技量の問題かもしれません。 いったい、どの時代の誰が、あるいはどの戦いが契機になって長刀から槍に変わって行ったのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • caesar-x
  • ベストアンサー率48% (101/208)
回答No.1

基本的には個人戦闘の時代から 集団戦闘に変わったことが原因です。 大きく振り回して使う長刀(薙刀)は 密集隊形では使用できません。 またかなりの重量なので腕力もいります。 槍は、南北朝時代の中盤に、菊池千本槍として 日本では登場したのが初めとされていますが、 これは技量がなく訓練されていない兵士でも 集団で戦闘を行える足軽の武器となりました。 個人戦から集団戦への契機は、 もちろん応仁の乱です。 従来の騎馬武者に代わって、 足軽が戦争の主役として登場した戦いです。

kageroho
質問者

お礼

そうか!!菊池千本槍!!先の大戦で特殊潜航艇に乗ってシドニーで散った松尾中佐が帯びていた菊池千本槍が嚆矢なのですね!! 以前どこかで見た応仁の乱の合戦図では長刀を持っていたので、もう少し後の時代なのかなぁ…と思ってましたが、応仁の乱自体が11年も続いたのだから、その途中で進化したのかもしれませんね。もっと合戦図を探してみます。本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • gonzokun
  • ベストアンサー率34% (14/41)
回答No.2

ちょっとそれますが 戦国期において織田信長と斉藤道三が会見する際に 信長が引き連れてきた軍勢の持つ槍が三間柄の槍だったそうです。 三間ですので、今のおよそ5.4メーターのかなり長い槍です。 長刀から槍にシフトしたのは 管理や使用する上での利便性からではないでしょうか? 基本的に槍は切ったり刺したりする使い方より 棍棒としての打撃的な使い方が主でした。 ですから斬るというより、相手の兜のうえからたたきつける事で 気絶させ、場合によっては即死させるというのが戦国期での兵法でした。 また折れたとしても長刀でしたらもはや使用不可ですが 槍は柄を簡単に取り替えれますし、 即使用目的を達せられる事から、大量の雑兵にも普及させやすかったとも 考えられるのですがどうでしょうか?

kageroho
質問者

お礼

長いですね~5.4メートルって言ったら、2階の屋根くらいまで行っちゃいそうですね。長短槍試合っていうのは、もう少し後の時代でしたっけ? そうか…。槍は付くものだと思ってましたが、叩く方がポピュラーな戦法なんですね? まぁ確かに、槍を使えれば、最悪、竹槍持たせても戦えますもんね。ありがとうございました。

関連するQ&A