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雨水排除水路とは?
雨水排除水路は雨水を排除するためにある。それは分かるのですが、一般的に言う下水道(分流式・合流式)とはどのように違うのですか? 私の考えは、市街化が進むと舗装道路などにより不浸透面が増え、浸水被害が発生しやすくなる。その対策として雨水排除水路を整備すると考えています。 この考えでいいのでしょうか?
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以下について、判断が付かないのですが、勝手に解釈して回答します(できれば補足をお願いします)。 ●「雨水排除水路」という言葉自体あまり一般的でないのですが、いわゆる道路側溝や雨水管、用水路を指している。 ●質問の趣旨は、「雨水排除水路の設置の目的及び原因は何か」。 (1)下水道との違い ご質問の雨水排除水路がどのようなものか想像できないのでなんとも言えませんが、下水道と同じ場合もあれば違う場合もあると思われます。 分流式下水道の雨水管は、雨水排除のために設置されるもので、国土交通省の補助金を利用して、市町村等が設置し管理します。 合流式下水道は、汚水と雨水を同じ管で処理場等へ運ぶものなので、純粋な雨水排除用の水路とは違うと思われます。 道路側溝は、道路管理者が設置するもので、道路面の雨水を排除することを目的としてます。 ほ場整備として、雨水排除の側溝を設置する場合もあります。 (2)雨水排除水路の目的と原因 雨水排除水路は、市街地等に降った雨を、速やかに河川等に流すことを目的として設置されます。いわゆる内水排除(反意語として、河川整備の目的は外水排除)が目的です。 なぜ内水排除が必要かというと、ご質問にもあるように、宅地開発や道路整備により不浸透面が増加し、雨が地表面に溜まり浸水を起こしやすくなってきたからです。現に、地方の町村では雨水整備はほとんど進んでいないません(浸水の心配がないから)。
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- h2o2
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下水道の分流式と合流式について! 先ずはこれを理解しておかないと区別ができないと思います。分流式は雨水路と下水(汚水)路に別けており、雨水は処理せずに河川や海に放流し、汚水は処理場にて処理してから放流します。合流式は雨水も汚水も下水路を通じて処理場にて処理を行ない放流します。主な大都市では合流式が採用されております。メリットとしては雨水の汚泥なども処理できる為、環境対策になるし、配管が統合できるので簡略化ができるなどです。しかし、大雨が降ると処理場が能力オーバーとなり、殆んど未処理状態で放流します。分流式はいつでも安定した汚水量な為、安定した処理ができので大雨に左右されません。その為、分流式地域で雨水を汚水管に接続すると酷く怒られます。 補足! 雨水路とは違いますが地下河川と言う管があります。これは大雨により河川の増水による水害を未然に防ぐ為に作られた一時貯水及びバイパス配管です。合流式地域では大雨時に処理場の能力を確保する目的で地下河川に余剰廃水を接続する計画案があります。
補足
ご回答誠にありがとうございます。 補足といたしまして、降雨による道路面排水に関する論文を読んだところ、道路面排水が道路側溝・雨水桝・都市下水道を通り、分流式下水道の雨水管・合流式下水道の合流管(越流水・雨天時放流水)・雨水排除水路より公共用水域に流入する。と、書かれていました。 雨水排除水路と道路側溝、合流管、雨水管、用水路との違いは何なのかと思い質問させていただきました。