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剛体衝突について
静止している剛体球Aに、同じく剛体である球Bを斜めに衝突させると、 衝突後の球A、球Bの動く方向は、衝突時の球A、球Bの位置が決まれば おのずと判るのですか。そうであれば どのようなルールに基ずいているのか 教えて下さい。
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>? Zincerさんの >VB1x-VA1x=VA0x(=V0cosθ) ・・・(1)’ >(V0cosθ=)VA0x=VA1x+VB1x ・・・(2)’ >の連立って、答えがでないような? (VA1x=0?) 失礼しました。私の計算は速度V0を持つ球Aを、静止している球Bに衝突させた場合ですね。 tokomaiwasaさんの設定と逆の為、tococheさんの誤解を招いたものと思いますが、考え方は一緒です。 上の式をtokomaiwasaさんの設定の場合に修正しますと、(添え字のAとBをいれかえるだけですが) VA1x-VB1x=VB0x(=V0cosθ) ・・・(1)’ (V0cosθ=)VB0x=VB1x+VA1x ・・・(2)’ となり、 VB1x=0 VA1x=VB0x=V0cosθ ついでにy軸方向は(衝突前後で変化無し) VB1y=V0sinθ VA1y=0 と、なりますね。 修正ついでに補足しておきますが、tococheさんの >同時にエネルギー保存の法則が成立するもののみが、解として生き残ると考えています。 という、表現には誤解がはいっていませんか?たしかに(総)エネルギーは保存されるでしょうが、私の言った「運動エネルギー」は保存されません。 極例として、θ=0°(正面衝突?)、μ=0(衝突と同時に接合し球ABが一緒に動く場合:brogieさんの言葉を借りれば「完全非弾性衝突」)を考えて見ましょう。(ちなみにμ=1の場合を「完全弾性衝突」と呼びます。これ以外を「非弾性衝突」と呼びます。) 【衝突前】 M・V0^2/2 【衝突後】 計算は省きますが、質量が2Mになるので、 VA=VB=1/2V0 ですから [2M・(1/2V0)^2]/2=M・V0^2/4 と、運動エネルギーは衝突前の半分になります。
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- tocoche
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tococheです。 ? Zincerさんの VB1x-VA1x=VA0x(=V0cosθ) ・・・(1)’ (V0cosθ=)VA0x=VA1x+VB1x ・・・(2)’ の連立って、答えがでないような? (VA1x=0?) 衝突後の挙動は運動量保存の法則に従いますが、運動量保存の法則を満たす速度の組み合わせはいっぱいあるので、同時にエネルギー保存の法則が成立するもののみが、解として生き残ると考えています。 この直角解については、中学のときに読んだ物理の本(もう持っていない)に粒子の軌跡を示した図があり、「衝突後の軌跡は運動量保存の法則に従い直角となる」とあったので、運動量保存の法則を知ったとき直角解を図形的に見て、なるほどと納得しました。(運動エネルギーの方は、そのまんま三平方の定理でOKですから) 直角解を数学的に導き出したわけではないので、数学的なことはちょっと弱いですが。
お礼
tococheさんの質問を絡めたZincerさんの説明から、何とか 理解するこたができました。ありがとう御座いました。
- Zincer
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一応回答が得られているみたいですが、私のわかる範囲で条件を拡張しておきます。 1.無重量空間に2つの球は浮いているとします。 (床面でも摩擦の無い状態で滑っていけば同条件ですが、回転運動が入るとbrogieさんの仰るようにより複雑な式が必要になるため、パスさせてください。) 2.抵抗、両球間の摩擦及び万有引力は無視します。 (永遠に球の運動は止まることはありませんが、勘弁してください。) すべての衝突(接触)直前の両球間の速度が、 ↓(V0) ○● ~ →○● θ=90 θ=0 (後の説明の為 →:x軸 ↓:y軸とします) の間にあることはご理解いただけますでしょうか? (tococheさんの回答のθ(0~90°)と対応させています。) 後は下式で定義される跳ね返り係数μが与えられれば、衝突前後のそれぞれの球の速度は計算されます。(tococheさんの回答はμ=1とした場合で、剛体球の場合はμ≒1として良いはずです。) μ=(VA0x-VB0x)/(VB1x-VA1x) ・・・(1) <要するにx軸方向(両球間の中心軸方向)の両球間の相対速度の比に-1を掛けたもの。> tokomaiwasaさんの条件の場合は VB1x-VA1x=VA0x(=V0cosθ) ・・・(1)’ 【VA0x,VA1x は球Aの衝突前(0)と後(1)のx軸方向の速度を意味しています。】 ここでもう1つx軸方向の運動量保存則を適応します。 MA×VA0x+MB×VB0x=MA×VA1x+MB×VB1x ・・・(2) tokomaiwasaさんの条件(MA=MB?)の場合は (V0cosθ=)VA0x=VA1x+VB1x ・・・(2)’ 【MA,MBは球ABの質量】 これで衝突後の両球のx軸方向の速度が算出されます。(tococheさんの回答は(1)’と(2)’の連立方程式から得られる解です。) 両球間に摩擦が無い場合はy軸方向のそれぞれの速度成分は変化しません。衝突後の速度はそれぞれのx軸方向とy軸方向の速度ベクトルの和のなります。 一応補足しておきますが、衝突前後で運動エネルギーの総和が保存されるのはμが1の場合のみです。 こんなもんでいかがでしょうか?
- brogie
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ビリヤードの動きを観察されると、大体のボールの動きがわかりますが、衝突後 の2つのボールは異なるスピードで回転していて、大変複雑ではないでしょうか? 初期条件が与えられると、その後の運動は、古典力学では確定しますから、衝突後の2つのボールの運動は分かる筈です。しかし、解析的に解けるかどうか、ということとは別問題です。 動いているボールの並進スピードと回転スピードはいくらか? また、回転はどういう方向に回転しているか? ボールとボール、ボールと床の摩擦係数はどうか? 弾性衝突か非弾性衝突か? など、tokomaiwasaさんが以前質問されておられる、コインの問題より複雑になるでしょう?
お礼
お答え有難う御座いました。お礼が遅くなり申し訳御座いませんでした。 色んな要素が絡み複雑ですね。今しばらく考えて見ます。
お礼
ご丁寧なお答え感謝致します。tococheさんに対するお答えも、助けと なり何とか理解できました。本当に有難う御座いました。これからも宜しく お願い致します。