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原価と価格について
・製品の性質によって価格がどうけっていされるのか、また、その価格と原価の関係について。 (会計に全く触れたことがないので基本的なことかもしれませんがよろしくお願いします。)
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実際に価格を決める際には、様々な考え方があります。メーカーが直接価格を決定する場合の基礎的な手法としては、コスト積み上げと顧客満足価値調査があります。 コスト積み上げでは、その製品のコストに一定の利益を上乗せして、価格を決めます。「比例費+固定費+利益」が一般的ですが、戦略的に「比例費+利益」と考えるケースもあります。 比例費は原材料費など生産数量に応じて変化する費用で、固定費は設備費など生産数量に関わらず(極端な話、全く生産しなくても)発生する費用です。 この手法は汎用的で、競合製品が多い製品に多用されています。一般には低収益な製品が多いと思います。 一方で、顧客満足価値は、お客様にとってこの製品の値打ちはいくらか?をリサーチするところからスタートします。製品Aを、お客様が仮に¥1000で買う価値があると認めたとすれば、原価が¥100だろうが¥10であろうが、¥1000で売るという考え方です。言うは易しですが、実際にこの手法で価格設定するには、高度なマーティング力が必要です。
お礼
ありがとうございます。 実は、大学の講義でディスカッションするテーマだったのですが、会計についての知識が全くないので、どの切り口でディスカッションに参加すればいいのか、いろいろ参考書を読みあさっていたところでした。 とても参考になりました。