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標準原価と予定原価の違い
「原価計算基準」の第1章に、「標準原価」と「予定原価」という言葉の意味が次のように定義されています。 標準原価とは、財貨の消費量を科学的、統計的調査に基づいて能率の尺度となるように予定し、かつ、予定価格又は正常価格をもって計算した原価をいう。 予定原価とは、将来における財貨の予定消費量と予定価格とをもって計算した原価をいう。 上記の定義を読んだのですが、「標準原価」と「予定原価」の違いが分かりません。上記の定義によれば、「標準原価」と「予定原価」は全く同じ意味であるように思えます。「標準原価」と「予定原価」の違いは何でしょうか。
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お礼
>4つの中ではこの2つが最も近いと言えるでしょう。 そうなんでしょうね。 >相違点は、能率水準において、 予定原価では過去の実績を基礎にしながらも、改善点を考慮した次期に期待される能率水準であるのに対し、 現実的標準原価は正常状態での不能率を許容するが、高能率状態で達成可能な能率水準である点です。 ここがポイントですね。これら2つの値の大小は、場合によって異なるのでしょうね。 >書店に足を向けて、複数の書籍から多角的に目を通すことが近道ではないかと思われます。 そうですね。大きな書店か図書館に行って少し勉強します。 こちらで質問させていただいて初めてすごく奥が深いことに気づきました。何度も質問を繰り返したのにそのたびに御懇切な御回答を頂き、大きく理解を深めることができました。御礼の申し上げようもありません。 有り難うございました。